アマガエル科
アマガエル科 | ||||||||||||||||||||||||
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ヨーロッパアマガエル Hyla arborea | ||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||
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亜科 | ||||||||||||||||||||||||
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アマガエル科(アマガエルか、Hylidae)は、両生綱無尾目に属する科。模式属はアマガエル属。
分布
[編集]アフリカ大陸北部、オーストラリア大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、ユーラシア大陸、インドネシア、日本、パプアニューギニア
形態
[編集]体形が細く、アオガエル科と比較して骨ばっておらず、丸みを帯びている。体色は緑や褐色が基本だが、周囲の環境に合わせて体色を変化させることが可能な種が多い。四肢は発達し、多くの種は指に吸盤と水掻きを持つ。オスの鳴嚢はアオガエル科の多くの種同様、下あごから喉にかけての部分に存在するものが多い。
生態
[編集]多くの種が樹上で生活するが、半水棲の種もいる。オーストラリア大陸やアメリカ大陸には、砂漠やサバンナに生息する乾燥に適応した種がいる。
繁殖形態は種によって様々で、日本で一般的に見られるように水場に産卵する種のほかに、水場の上の葉に卵を産みつけたりメスが背中にある袋で卵を育てる種などがいる。
2019年現在では、カエルツボカビ症によって減少しつつある両生類の1つに数えられている[1]。
分類
[編集]ツノアマガエル亜科 Hemiphractinae
[編集]アマガエル亜科 Hylinae
[編集]- コオロギガエル属 Acris
- Anotheca
- Aparasphenodon
- Aplastodiscus
- Argenteohyla
- Bokermannohyla
- Bromeliohyla
- Charadrahyla
- Corythomantis
- Dendropsophus
- Duellmanohyla
- Ecnomiohyla
- Exerodonta
- アマガエル属 Hyla
- Hyla japonica ニホンアマガエル
- Hyloscirtus
- Hypsiboas
- Isthmohyla
- Itapotihyla
- Lysapsus
- Megastomatohyla
- Myersiohyla
- Nyctimantis
- Osteocephalus
- ズツキガエル属 Osteopilus
- Osteopilus septentrionalis キューバズツキガエル
- Phyllodytes
- ドクアマガエル属 Phynohyas
- Plectrohyla
- Pseudacris
- Pseudis
- Ptychohyla
- Scarthyla
- Scinax
- Smilisca
- Sphaenorhynchus
- Tepuihyla
- Tlalocohyla
- トタテガエル属 Trachycephalus
- ヘラクチガエル属 Triprion
- Xenohyla
オセアニアアマガエル亜科 Pelodryadinae
[編集]- Cyclorana
- アメガエル属 Litoria
- Litoria infrafrenata クツワアメガエル
- Nyctimystes
ネコメアマガエル亜科 Phyllomedusinae
[編集]- アカメアマガエル属 Agalychnis
- Agalychnis callidryas アカメアマガエル
- Cruziohyla
- Hylomantis
- フトアマガエル属 Pachymedusa
- Pachymedusa dacnicolor フトアマガエル
- Phasmahyla
- Phrynomedusa
- ネコメガエル属 Phyllomedusa
- Phyllomedusa bicolor フタイロネコメガエル
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『原色ワイド図鑑3 動物』、学習研究社、1984年、129頁。
- 深田祝監修 T.R.ハリディ、K.アドラー編 『動物大百科12 両生・爬虫類』、平凡社、1986年、62頁。
- 千石正一監修 長坂拓也編 『爬虫類・両生類800図鑑』、ピーシーズ、2002年、255-262頁。
- 『小学館の図鑑NEO 両生類・はちゅう類』、小学館、2004年、37-39頁。
- 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド カエル1 ユーラシア大陸、アフリカ大陸とマダガスカル、オーストラリアと周辺の島々のカエル』、誠文堂新光社、2006年、33-41頁。
- 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド カエル2 南北アメリカ大陸と周辺の島々のカエル』、誠文堂新光社、2006年、31-67頁。