オリガ・エゴロワ

オリガ・エゴロワ
Ольга Николаевна Егорова
Portal:陸上競技
選手情報
国籍 ロシアの旗 ロシア
競技 陸上競技
種目 中距離走長距離走
生年月日 (1972-03-28) 1972年3月28日(52歳)
生誕地 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国ノヴォチェボクサルスク
身長 160 cm
体重 47 kg
自己ベスト

1500 m: 3分59秒47(2005年)

3000 m: 8分23秒26(2001年)
獲得メダル
陸上競技
ロシアの旗 ロシア
世界選手権
2001 エドモントン 5000m
編集 テンプレートのヘルプを表示する

オリガ・ニコライェヴナ・エゴロワОльга Николаевна Егорова英語: Olga Nikolayevna Yegorova1972年3月28日 - )は、ロシア連邦チュヴァシ共和国ノヴォチェボクサルスク出身の長距離走を専門とする陸上競技選手[1]

初めて出場した国際大会はブルガリアプロヴディフで開催された1990年世界ジュニア陸上競技選手権大会であり、1500mで9位に入賞した。この時、後に1500mの世界記録を樹立する曲雲霞に勝利している。シドニーオリンピックでは5000mに出場した。5000mでは2度世界一に輝いているが、その後はより短い距離に専念し、主に1500mに出場している。1500mでは、アテネオリンピックで11位、2005年世界陸上競技選手権大会準優勝している。

2001年にはIAAFゴールデンリーグで100万ドルのジャックポット獲得者となったが、同年ドーピング検査の結果エリスロポエチン(EPO)の陽性反応が出た。この時は競技仲間からの異議申し立てにより、同年の世界選手権出場を認められた[2]尿検査ではEPOの陽性反応が出たものの、フランスの機関が実施した血液検査では陰性であったため、エゴロワは資格停止処分を免れた[3]

北京オリンピックでは7人の陸上競技ロシア代表選手がドーピング違反となったが、エゴロワはその1人であった[4]2008年10月20日、他の6人の違反者とともにエゴロワは2年間の出場停止処分を言い渡された[5]

主な成績

[編集]
大会 開催地 順位 種目
2001 世界室内選手権 ポルトガルの旗 ポルトガル リスボン 1位 3000m
世界選手権 カナダの旗 カナダ エドモントン 1位 5000m
2002 IAAFワールドカップ スペインの旗 スペイン マドリード 1位 5000m
2005 世界選手権  フィンランド ヘルシンキ 2位 1500m

自己ベスト

[編集]
  • 1500m - 3分59秒47(2005年)
  • 1マイル - 4分20秒10(2007年)
  • 3000m - 8分23秒26(2001年)
  • 5000m - 14分29秒32(2001年)

脚注

[編集]
  1. ^ Sports-Reference.com"Olga Yegorova Olympic Results[リンク切れ]Archived 2020年3月27日, at the Wayback Machine."(2013年11月2日閲覧。)
  2. ^ IAAF lifts suspension of Olga Yegorova” (英語). IAAF.org. IAAF (2001年9月4日). 2005年9月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月2日閲覧。
  3. ^ Radcliffe set to take Yegorova protest to IAAF” (英語). The Guardian (17 August 2001). 2012年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月2日閲覧。
  4. ^ Russia hit by doping suspensions” (英語). BBC Sport (31 July 2008). 2008年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月2日閲覧。
  5. ^ Seven Russians handed doping bans” (英語). BBC Sport (20 October 2008). 2009年8月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月2日閲覧。

外部リンク

[編集]


タイトル
先代
ルーマニアの旗 ガブリエラ・サボー
女子3000m当季世界最高記録
2001年
次代
ルーマニアの旗 ガブリエラ・サボー
先代
エチオピアの旗 ゲテ・ワミ
女子5000m当季世界最高記録
2001年
次代
イギリスの旗 ポーラ・ラドクリフ