ギャーンヴァーピー・モスク
座標: 北緯25度18分40秒 東経83度00分38秒 / 北緯25.311229度 東経83.010461度
ギャーンヴァーピー・モスク(ウルドゥー語: گیان واپی مسجد, ラテン文字転写: Gyānvāpī masjid、英語: Gyanvapi Mosque)は、インドのウッタル・プラデーシュ州、ヴァーラーナシー県の都市ヴァーラーナシーに存在するモスク。
カーシー・ヴィシュヴァナート寺院が隣接している。
歴史
[編集]1669年、ムガル帝国の皇帝アウラングゼーブによってカーシー・ヴィシュヴァナート寺院が破壊され、その跡地にギャーンヴァーピー・モスクが建設された[1]。
1742年、マルハール・ラーオ・ホールカルはこのモスクを破壊する計画を立てたが、実行されなかった。なぜなら、ヴァーラーナシー一帯はアワド太守の支配下にあったからである[2]。
1780年、アヒリヤー・バーイー・ホールカルによって、モスクの横にカーシー・ヴィシュヴァナート寺院が再建された[3]。
出典・脚注
[編集]- ^ Catherine B. Asher (24 September 1992). Architecture of Mughal India. Cambridge University Press. pp. 278–279. ISBN 978-0-521-26728-1
- ^ Madhuri Desai (2007). Resurrecting Banaras: Urban Space, Architecture and Religious Boundaries. ProQuest. ISBN 978-0-549-52839-5
- ^ “Shri Kashi Vishwanath Temple - A Brief history”. 2018年4月28日閲覧。