ジェームス・M・バーディーン
ジェームス・マクスウェル・バーディーン(James Maxwell Bardeen、1939年5月9日 - 2022年6月20日)はアメリカの物理学者。一般相対論、特にブラックホール力学の法則を定式化で著名。アインシュタイン方程式の厳密解であるバーディーン真空を発見した。
経歴
[編集]1960年にハーバード大学を卒業し、リチャード・ファインマンの指導の下、カルテックで博士号を取得した[1]。シアトルのワシントン大学の物理学名誉教授であり、理論物理学ペリメーター研究所の卓越客員研究員である[2]。2012年、米国科学アカデミーに選出された[3]。
父はノーベル賞を2度受賞したジョン・バーディーンである[4]。兄弟のWilliam A. Bardeenも物理学者であり、今は亡き姉妹のElizabethはMITの物理学者であるThomas J. Greytakと結婚していた。
脚注
[編集]- ^ Bardeen, James Maxwell - CaltechTHESIS
- ^ “James Bardeen”. Perimeter Institute for Theoretical Physics. Perimeter Institute for Theoretical Physics. 12 January 2016閲覧。
- ^ James Bardeen, Array of Contemporary American Physicists Archived 2014-08-08 at the Wayback Machine.
- ^ Hoddeson, Lillian; Daitch, Vicki (2002). True genius: the life and science of John Bardeen : the only winner of two Nobel Prizes in physics. Joseph Henry Press. p. 93. ISBN 978-0-309-08408-6