ジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡

ジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡
James Clerk Maxwell Telescope
中央がジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡、
手前はカルテクサブミリ波天文台
運用組織 Joint Astronomy Centre (1987年 - 2015年2月),
東アジア天文台 (2015年3月 - )
設置場所 マウナケア天文台群 ウィキデータを編集, アメリカ合衆国 ウィキデータを編集
名の由来 ジェームズ・クラーク・マクスウェル ウィキデータを編集
座標 北緯19度49分22秒 西経155度28分37秒 / 北緯19.8228度 西経155.477度 / 19.8228; -155.477座標: 北緯19度49分22秒 西経155度28分37秒 / 北緯19.8228度 西経155.477度 / 19.8228; -155.477
標高 4,092 m (13,425 ft)
観測波長 電波サブミリ波
形式 カセグレン式/ナスミス式
口径 15 m
架台 経緯台式
ウェブサイト James Clark Maxwell Telescope
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Scale model of JCMT

ジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡James Clerk Maxwell Telescope、JCMT)は、ハワイ島マウナケア山頂天文台群にある電波望遠鏡[1]。口径15メートルのパラボラアンテナによってミリ波・サブミリ波の帯域で観測する。サブミリ波観測に用いられる単一鏡の望遠鏡としては世界最大の口径を誇る。1987年の開所から2015年2月までは、イギリスとカナダ、オランダの共同出資によるJoint Astronomy Centre (英語版) が運営を担っていたが、2015年3月から東アジア天文台が運営している[2]

性能

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主反射鏡

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  • 直径:15メートル
  • 平均表面誤差:30マイクロメートル
  • ホモロガス変形法を採用

架台

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  • 架台形式:経緯台
  • 天体追尾精度:1.5秒角
  • 観測可能天体高度:5度〜87度

望遠鏡設置場所

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  • 緯度:北緯 19度49分33秒
  • 経度:西経155度28分47秒
  • 海抜:4,092メートル

観測装置

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  • RxA [3]
    • 観測可能周波数:215 - 270 GHz
    • 1画素 SIS受信機
  • HARP [3]
    • 観測可能周波数:325 - 375 GHz
    • 16画素 SIS受信機
  • RxW [3]
    • 観測可能周波数:315-375 GHz または 630-710 GHz
  • Submillimetre Common-User Bolometer Array (SCUBA) [4]
    • 観測可能波長:450マイクロメートルおよび850マイクロメートル
    • ボロメータアレイ
    • 画素数:91画素(450マイクロメートル)、37画素(850マイクロメートル)

この他SCUBAの後継装置として、450マイクロメートルおよび850マイクロメートルの2波長帯においてそれぞれ1万画素を持つSCUBA-2の開発が進められている[5]

出典

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  1. ^ About the JCMT”. 東アジア天文台. 2021年10月7日閲覧。
  2. ^ EAO (2015年3月1日). “First Day of Operations”. EAO. 2019年10月2日閲覧。
  3. ^ a b c JAC (2009年8月9日). “Observing Spectral Lines”. JAC. 2010年5月22日閲覧。
  4. ^ JAC (2004年8月18日). “SCUBA: An introduction”. JAC. 2010年5月22日閲覧。
  5. ^ JAC (2004年9月21日). “The SCUBA-2 project”. JAC. 2010年5月22日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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