タンクトップ

タンクトップ

タンクトップ: Tank-top)は、なしで、かつ、ぐりが幅広又は深く、また、合わせやのない上半身用下着、上衣または水着である。

概要

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名前の由来は、1920年代の男子用又は女子競泳用水着であるタンクスーツ(: Tank suits)の上部にデザインが似ていることからだといわれている。

上衣としては男性用・女性用のいずれも存在するが、下着としては通例女性用のものをさし、男性用のものは、ランニングシャツに分類されることがある。また、水着は女性用が多い。

アメリカ合衆国ではAシャツ: A-shirt)とも呼ばれ、イギリス、オーストラリアなどではシングレット: singlet)と呼ばれる。イギリスで下着として着用するものはベスト: vest)、フィリピンではサンドタガログ語: sando)、インドではバニアン: banian)と呼ばれる。

女性用にはブラジャーと一体化したタンクトップ(ブラトップ[注釈 1])がある。ジュニアブラと一体化したタンクトップもあり、ブラジャーを着用しない代わりにブラトップを着用してもよい[1]スポーツブラと一体化したスポーツ用のブラトップもある。

分類

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さまざまな種類のタンクトップ
上衣と下着のタンクトップを着用する人

上衣

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主にカットソーであり、シンプル又はカジュアルなものが多い。生地は、綿ポリエステル天竺ストレッチ天竺フライスリブなどを用いる。プリント柄も多い。Tシャツと同様に、下着と上着の融合が進み、TPOにより重ね着の上・下いずれにも利用される。一般に襟ぐりが広く、肩の縁でひっかけるように着用し、鎖骨が露出するデザインが特徴である。この他、装飾性のある上衣として、トリコットのような柔らかなフィット感のある素材、あるいは、シフォンジョーゼットコットンボイルシルクなどの「透け感」や光沢感のある素材を用いて仕立てられることもある。このようなタンクトップは、フェミニン又はフォーマルなテイストとなる。

下着

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アウター調インナーとして保護・保温・吸汗性のある肌着に利用される。生地は天竺ストレッチ天竺フライスリブスムースなどを用いる。

水着

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ツーピースのトップとして使用される。ビキニ型のボトムと組み合わせたものは、タンキニと呼ばれる。身生地としては伸縮性の高いものとして、ポリエステルポリウレタンナイロンのツーウェイ、パワーネットなどが使用される。

脚注

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注釈

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  1. ^ ブラトップはブラジャーと一体化したハーフトップも含まれる

出典

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  1. ^ 恥ずかしがる娘もOK 「友ブラ」で思春期の胸をケア”. NIKKEI STYLE. 日本経済新聞社 (2019年11月21日). 2020年5月3日閲覧。

関連項目

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