ノウゼンカズラ科

ノウゼンカズラ科
ジャカランダJacaranda mimosifolia
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids
: シソ目 Lamiales
: ノウゼンカズラ科 Bignoniaceae
学名
Bignoniaceae Juss., nom. cons.[1]
  • 本文参照
Amphitecna macrophylla
Chilopsis linearis
Catalpa speciosa

ノウゼンカズラ科(ノウゼンカズラか、Bignoniaceae)は双子葉植物に属する科で、約110属650種を含む。多くは高木、低木またはつる性で、一部草本(ArgyliaTourrettiaハナゴマ属 Incarvillea の3属)もある。熱帯亜熱帯に多いが温帯にもある。花弁は筒状または漏斗状で、大きく美しいものが多く、鑑賞用に栽培される。日本にはキササゲが自生し、ノウゼンカズラなどが栽培される。また熱帯で栽培されるジャカランダカエンボク(火炎木、アフリカンチューリップツリー)も有名。

下位分類

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8連と数属に分けられる。分類はGRIN[2]、APWeb[1]、R. G. Olmstead et al.[3]等による。

Jacarandeae
新熱帯に分布。
Tourrettieae
アンデス山脈からメキシコ。つる性。
Tecomeae
全世界の熱帯域。C-4位がホルミル化されたイリドイドテコモシド)を含むことが特徴である。
Bignonieae
Catalpeae
北米から東アジア。
Oroxyleae
東洋区。
Crescentieae
新熱帯。
Coleeae
旧熱帯。
カエンボク
Spathodea campanulata
tribe Incertae sedis

系統

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R. G. Olmstead et al.[3]による。

ノウゼンカズラ科

Jacarandeae

Tourrettieae

Argylia

Tecomeae

Delostoma

Bignonieae

Catalpeae

Oroxyleae

Crescentieae

Coleeae

脚注

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注釈

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  1. ^ 大場(2009)では、Tecomaria を認めず、Tecomaヒメノウゼンカズラ属としている。

出典

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  1. ^ a b Bignoniaceae”. 2012年8月23日閲覧。
  2. ^ Bignoniaceae in GRIN”. 2012年8月23日閲覧。
  3. ^ a b R. G. Olmstead et al. (2009). “A molecular phylogeny and classification of Bignoniaceae”. Am. J. Bot. 96 (9): 1731-1743. doi:10.3732/ajb.0900004. 
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 邑田仁監修・米倉浩司著『維管束植物分類表』北隆館、2013年4月25日、108頁、ISBN 978-4-8326-0975-4
  5. ^ a b c d e f g h i 大場秀章編著『植物分類表』アボック社、2009年11月2日(2010年4月20日初版第2刷(訂正入))、205-206頁、ISBN 978-4-900358-61-4
  6. ^ 坂崎信之著『トロピカル・ガーデニング・マニュアル 日本で育つ熱帯花木植栽事典』アボック社、1998年5月10日、987-988頁、ISBN 4-900358-44-4