ハンガリー空軍
ハンガリー空軍 Magyar Légierő | |
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創設 | 1918年 |
国籍 | ハンガリー |
軍種 | 空軍 |
タイプ | 軍事航空 |
任務 | 航空戦闘 |
兵力 | 5,750名[1] |
上級部隊 | ハンガリー国防軍 |
基地 | ブダペスト |
指揮 | |
現司令官 | ナンドール・キリアーン少将 |
識別 | |
国籍識別標 | |
使用作戦機 | |
戦闘機 | JAS 39C/D |
攻撃ヘリ | Mi-24V/P |
輸送ヘリ | H225M |
汎用ヘリ | Mi-8/Mi-17 H145M |
練習機 | Z 242 Z 143 |
輸送機 | ファルコン 7X A319 |
ハンガリー空軍(ハンガリーくうぐん;ハンガリー語: Magyar Légierő)は、ハンガリーの空軍組織である。現有兵力は5,750名[2]。
組織・編成
[編集]ハンガリー空軍には、航空部隊が所属する部隊が二つある。
固定翼機はケチケメート基地、回転翼機はソルノク基地で運用されている。
- 空軍司令部
- 第1兵站支援大隊
- 第12防空ミサイル旅団 - 2K12(SA-6)
- 第54対空監視団
- 第59"デジェー・セントジョルジ"戦術航空基地 (ケチケメート基地)
- 第86'ソルノク'ヘリコプター航空団(ソルノク基地)
- 第1輸送ヘリコプター大隊 - Mi-8、Mi-9、Mi-17
- 第2戦闘ヘリコプター大隊 - Mi-24D/P/V
- パパ基地
装備
[編集]- 固定翼機
-
- JAS39C グリペン × 12機[2]
- JAS39D グリペン × 2機[2]
- エンブラエル KC/C-390 ミレニアム ×1機(1機発注済み)[3]
- エアバス A319 × 2機[2]
- ダッソー ファルコン 7X × 2機[2]
- ズリン Z-143LSi × 2機[2]
- ズリン Z-242L × 6機[2]
- 回転翼機
-
- Mi-24P ハインドF × 2機[2]
- Mi-24V ハインドE × 6機[2]
- H145M × 20機[2]
- AS350 エキュレイユ × 2機[2]
- 対空兵器
- 搭載兵器
- 退役済み
- 調達
- 2001年12月にJAS39C/D(グリペン)14機の導入を決定していたが、2024年2月23日、スウェーデン軍国防資材局は4機のJAS39Cを新たに受注したことを発表した。この4機は2025 - 2026年にかけて納入予定で、総数は18機となる。ハンガリーはNATO加盟国で唯一スウェーデンの加盟を承認していなかったが、3日後の2月26日に承認した[4]。
- 2020年11月にKC/C-390空中給油/輸送機2機の購入をエンブラエル社と契約した[3]。同機は戦術輸送、JAS39戦闘機への空中給油、医療搬送任務に充てられる[3]。2024年9月5日、最初の1機が引き渡された[3]。
関連項目
[編集]
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “World Air Forces 2022”. Flightglobal Insight (2022年). 2022年4月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s The International Institute for Strategic Studies (IISS) (2023-02-15) (英語). The Military Balance 2023. Routledge. pp. 101-102. ISBN 978-1-032-50895-5
- ^ a b c d e “Hungary receives first Millennium airlifter”. janes.com (2024年9月5日). 2024年9月6日閲覧。
- ^ 井上孝司「クロアチアのラファール正式配備とハンガリーのグリペン追加配備」『航空ファン』第73巻第5号、文林堂、2024年3月21日、113頁、ISSN 0450-6650、JAN 4910037430540。
参考文献
[編集]- 石川潤一 『世界の空軍』 イカロス出版、2009年、92-97頁