ピーター・グリーナウェイ

ピーター・グリーナウェイ
Peter Greenaway
ピーター・グリーナウェイ Peter Greenaway
生年月日 (1942-04-05) 1942年4月5日(82歳)
出生地 イギリスの旗 イギリス ウェールズの旗 ウェールズニューポート
職業 映画監督画家脚本家編集技師小説家オペラ演出家
ジャンル 映画絵画小説オペラなど
活動期間 1962年 -
公式サイト Peter Greenaway.info
主な作品
英国式庭園殺人事件
コックと泥棒、その妻と愛人
受賞
カンヌ国際映画祭
芸術貢献賞
1988年数に溺れて
ヴェネツィア国際映画祭
ミンモ・ロテッラ財団賞
2007年レンブラントの夜警
英国アカデミー賞
英国映画貢献賞
2014年
その他の賞
英国映画協会
サザーランド杯
1980年THE FALLS
シッチェス・カタロニア国際映画祭
グランプリ
1996年ピーター・グリーナウェイの枕草子
最優秀監督賞
1989年コックと泥棒、その妻と愛人
インド国際映画祭
最優秀監督賞

2014年エイゼンシュテイン・オブ・グアナファト
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ピーター・グリーナウェイ英語:Peter Greenaway CBE1942年4月5日 - ) は、イギリス映画監督である。

来歴

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1942年4月5日ウェールズニューポートで生まれた。幼少期から画家を志し、美術学校に通った。その後、映画に転向した。

1962年、初の短編Death of Sentiment』を製作。1965年から、中央情報局に入り、記録映画の編集を行った。その後も1960年代から1970年代にかけて、20本近くの短編を製作して評判になった。

1980年、初の長編THE FALLS』を発表、英国映画協会サザーランド杯受賞。1982年、『英国式庭園殺人事件』がヴェネツィア国際映画祭に出品され、世界的に評価された。1985年の『ZOO』からその独特の作風が定まり、1988年の『数に溺れて』はカンヌ国際映画祭で芸術貢献賞を受賞した。1989年の『コックと泥棒、その妻と愛人』では色彩表現を極め、今日ではグリーナウェイの代表作として知られる。1996年には『ピーター・グリーナウェイの枕草子』を日本で製作し、シッチェス・カタロニア国際映画祭でグランプリを受賞した。

近年は[いつ?]映画だけでなくインスタレーション作品や小説も発表している。1998年にはベルリンで開催された巨大規模のオペラ『コロンブス』を手がけた。

2014年第67回英国アカデミー賞で英国映画貢献賞を受賞した[1]

作風

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その衒学趣味、独特の構図、難解なストーリーなどから一部に圧倒的な支持を得て、世界中にファンが存在する。音楽は代表作のほとんどをマイケル・ナイマンが手がけ、そのミニマリズムと相まって、他に類を見ない存在感を持つ作品として知られる。『ZOO』(1985年)では裸体が頻出するため、日本での公開当時は多くの修正が施されたが、現在入手できる媒体ではその修正は取り除かれている。

監督作品

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中・長編のみ記載。短編も多数製作。

脚注

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関連項目

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  • 高山宏 - 著書『魔の王が見る』でグリーナウェイ論を展開している。

外部リンク

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