フィル・ガーナー

フィル・ガーナー
*Phil Garner*
	ヒューストン・アストロズでの監督時代
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	テネシー州ジェファーソン郡ジェファーソンシティ（英語版）
生年月日	1949年4月30日（75歳）
身長; 体重	5' 10" ＝約177.8 cm; 175 lb ＝約79.4 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	二塁手、三塁手
プロ入り	1971年 1月MLB二次ドラフト1巡目
初出場	1973年9月10日
最終出場	1988年10月2日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	選手歴
	ベアーデン高等学校（英語版）; テネシー大学; オークランド・アスレチックス (1973 - 1976); ピッツバーグ・パイレーツ (1977 - 1981); ヒューストン・アストロズ (1981 - 1987); ロサンゼルス・ドジャース (1987); サンフランシスコ・ジャイアンツ (1988);
	監督・コーチ歴
	ヒューストン・アストロズ (1989 - 1991); ミルウォーキー・ブルワーズ (1992 - 1999); デトロイト・タイガース (2000 - 2002); ヒューストン・アストロズ (2004 - 2007);
	この表について

フィリップ・メイソン・ガーナー（Philip Mason Garner, 1949年 4月30日 - ）は、アメリカ合衆国テネシー州ジェファーソン郡ジェファーソンシティ（英語版）出身の元プロ野球選手（内野手）、監督。右投右打。

現役時代は計5球団でプレーし、30盗塁以上3度の俊足内野手として鳴らした。泥臭いプレースタイルからスクラップ・アイロン（Scrap-Iron - 「鉄くず」の意）」の愛称で親しまれた。

経歴

1970年6月のMLBドラフト8巡目（全体176位）でモントリオール・エクスポズから指名を受けるも、入団せず。7ヶ月後の二次ドラフト1巡目（全体2位）でオークランド・アスレチックスから指名され、プロ入り。1973年にメジャーデビューを果たし、ピッツバーグ・パイレーツ在籍時の1979年にはワールドシリーズ制覇を経験した。オールスターにも3度選出されている。1988年に引退。

引退後はヒューストン・アストロズでコーチ、ミルウォーキー・ブルワーズ、デトロイト・タイガース、アストロズの監督を歴任。監督初年度1992年には、いきなり92勝を挙げ、地区2位に躍り出る。アストロズ監督時の2004年には、途中就任でチームをポストシーズンに導き、翌2005年には球団史上初のワールドシリーズ進出を果たすなどの功績を残している。その一方で、監督時代は3球団ともすべてシーズン途中に解任されている。

ブルワーズ、タイガース監督時代、自身の下でプレーしていた野茂英雄を高く評価していることでも知られる。

2012年には、アスレチックスで球団特別顧問を務め、日本開幕戦の際にも来日している^[1]。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
1973	OAK	9	5	5	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	3	0	.000	.000	.000	.000
1974		30	30	28	4	5	1	0	0	6	1	1	1	1	0	1	0	0	5	0	.179	.207	.214	.421
1975		160	548	488	46	120	21	5	6	169	54	4	6	21	3	30	1	5	65	12	.246	.295	.346	.641
1976		159	603	555	54	145	29	12	8	222	74	35	13	6	4	36	1	2	71	11	.261	.307	.400	.707
1977	PIT	153	651	585	99	152	35	10	17	258	77	32	9	7	2	55	4	2	65	13	.260	.325	.441	.766
1978		154	609	528	66	138	25	9	10	211	66	27	14	3	7	66	12	5	71	18	.261	.345	.400	.745
1979		150	612	549	76	161	32	8	11	242	59	17	8	2	3	55	15	3	74	6	.293	.359	.441	.800
1980		151	610	548	62	142	27	6	5	196	58	32	7	7	7	46	12	2	53	12	.259	.315	.358	.673
1981		56	207	181	22	46	6	2	1	59	20	4	6	2	3	21	1	0	21	3	.254	.327	.326	.653
1981	HOU	31	133	113	13	27	3	1	0	32	6	6	2	4	1	15	1	0	11	1	.239	.326	.283	.609
'81計		87	340	294	35	73	9	3	1	91	26	10	8	6	4	36	2	0	32	4	.248	.326	.310	.636
1982		155	638	588	65	161	33	8	13	249	83	24	13	0	7	40	4	3	92	11	.274	.320	.423	.743
1983		154	644	567	76	135	24	2	14	205	79	18	12	3	6	63	8	5	84	4	.238	.317	.362	.678
1984		128	430	374	60	104	17	6	4	145	45	3	2	5	4	43	2	4	63	9	.278	.355	.388	.743
1985		135	505	463	65	124	23	10	6	185	51	4	4	1	5	34	3	2	72	12	.268	.317	.400	.717
1986		107	347	313	43	83	14	3	9	130	41	12	6	0	3	30	2	1	45	14	.265	.329	.415	.744
1987		43	124	112	15	25	5	0	3	39	15	1	0	1	3	8	1	0	20	2	.223	.268	.348	.617
1987	LAD	70	151	126	14	24	4	0	2	34	8	5	1	4	1	20	7	0	24	3	.190	.299	.270	.569
'87計	LAD	113	275	238	29	49	9	0	5	73	23	6	1	5	4	28	8	0	44	5	.206	.285	.307	.592
1988	SF	15	14	13	0	2	0	0	0	2	1	0	1	0	0	1	0	0	3	0	.154	.214	.154	.368
MLB：16年		1860	6861	6136	780	1594	299	82	109	2384	738	225	105	67	59	564	74	34	842	131	.260	.323	.389	.711

記録

MLBオールスターゲーム選出： 3回（1976年、1980年、1981年）

背番号

3（1973年、1976年途中 - 同年終了、1977年途中 - 1987年途中、1989年 - 1999年、2004年 - 2007年）
29（1974年 - 1975年途中）
2（1976年 - 同年途中）
17（1977年 - 同年途中）
20（1987年途中 - 1988年）
33（2000年 - 2002年）

脚注

^ 大リーグとTOMODACHIが日本支援で協力

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
監督の通算成績と情報 Baseball-reference.com

この項目は、野球選手に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（PJ野球選手/P野球）。

[1] 大リーグとTOMODACHIが日本支援で協力

[1]

表話編歴ナショナルリーグ優勝監督
1870年代	76 アルバート・スポルディング 77 ハリー・ライト 78 ハリー・ライト 79 ジョージ・ライト
1880年代	80 キャップ・アンソン 81 キャップ・アンソン 82 キャップ・アンソン 83 ジョン・モリル 84 フランク・バンクロフト 85 キャップ・アンソン 86 キャップ・アンソン 87 ビル・ワトキンス 88 ジム・マトリー 89 ジム・マトリー
1890年代	90 ビル・マクガニグル 91 フランク・セレー 92 フランク・セレー 93 フランク・セレー 94 ネッド・ハンロン 95 ネッド・ハンロン 96 ネッド・ハンロン 97 フランク・セレー 98 フランク・セレー 99 フランク・セレー
1900年代	00 ネッド・ハンロン 01 フレッド・クラーク 02 フレッド・クラーク 03 フレッド・クラーク 04 ジョン・マグロー 05 ジョン・マグロー 06 フランク・チャンス 07 フランク・チャンス 08 フランク・チャンス 09 フレッド・クラーク
1910年代	10 フランク・チャンス 11 ジョン・マグロー 12 ジョン・マグロー 13 ジョン・マグロー 14 ジョージ・ストーリングス 15 パット・モラン 16 ウィルバート・ロビンソン 17 ジョン・マグロー 18 フレッド・ミッチェル 19 パット・モラン
1920年代	20 ウィルバート・ロビンソン 21 ジョン・マグロー 22 ジョン・マグロー 23 ジョン・マグロー 24 ジョン・マグロー 25 ビル・マケシュニー 26 ロジャース・ホーンスビー 27 ロジャース・ホーンスビー 28 ドニー・ブッシュ 29 ジョー・マッカーシー
1930年代	30 ガビー・ストリート 31 ガビー・ストリート 32 チャーリー・グリム 33 ビル・テリー 34 フランキー・フリッシュ 35 フランキー・フリッシュ 36 ビル・テリー 37 ビル・テリー 38 チャーリー・グリム 39 ビル・マケシュニー
1940年代	40 ビル・マケシュニー 41 レオ・ドローチャー 42 ビリー・サウスワース 43 ビリー・サウスワース 44 ビリー・サウスワース 45 チャーリー・グリム 46 エディ・ダイアー 47 バート・ショットン 48 ビリー・サウスワース 49 バート・ショットン
1950年代	50 エディ・ソーヤー 51 レオ・ドローチャー 52 バート・ショットン 53 チャック・ドレッセン 54 レオ・ドローチャー 55 ウォルター・オルストン 56 ウォルター・オルストン 57 フレッド・ヘイニー 58 フレッド・ヘイニー 59 ウォルター・オルストン
1960年代	60 ダニー・マートー 61 フレッド・ハッチンソン 62 アルヴィン・ダーク 63 ウォルター・オルストン 64 ジョニー・ケイン 65 ウォルター・オルストン 66 ウォルター・オルストン 67 レッド・ショーエンディーンスト 68 レッド・ショーエンディーンスト 69 ギル・ホッジス
1970年代	70 スパーキー・アンダーソン 71 ダニー・マートー 72 スパーキー・アンダーソン 73 ヨギ・ベラ 74 ウォルター・オルストン 75 スパーキー・アンダーソン 76 スパーキー・アンダーソン 77 トミー・ラソーダ 78 トミー・ラソーダ 79 チャック・タナー
1980年代	80 ダラス・グリーン 81 トミー・ラソーダ 82 ホワイティ・ハーゾグ 83 ポール・オーウェンズ 84 ディック・ウィリアムズ 85 ホワイティ・ハーゾグ 86 デービー・ジョンソン 87 ホワイティ・ハーゾグ 88 トミー・ラソーダ 89 ロジャー・クレイグ
1990年代	90 ルー・ピネラ 91 ボビー・コックス 92 ボビー・コックス 93 ジム・フレゴシ 94 開催中止 95 ボビー・コックス 96 ボビー・コックス 97 ジム・リーランド 98 ブルース・ボウチー 99 ボビー・コックス
2000年代	00 ボビー・バレンタイン 01 ボブ・ブレンリー 02 ダスティ・ベイカー 03 ジャック・マキーオン 04 トニー・ラルーサ 05 フィル・ガーナー 06 トニー・ラルーサ 07 クリント・ハードル 08 チャーリー・マニエル 09 チャーリー・マニエル
2010年代	10 ブルース・ボウチー 11 トニー・ラルーサ 12 ブルース・ボウチー 13 マイク・マシーニー 14 ブルース・ボウチー 15 テリー・コリンズ 16 ジョー・マドン 17 デーブ・ロバーツ 18 デーブ・ロバーツ 19 デーブ・マルティネス
2020年代	20 デーブ・ロバーツ 21 ブライアン・スニッカー 22 ロブ・トムソン 23 トーリ・ロブロ

フィル・ガーナー

経歴

詳細情報

年度別打撃成績

記録

背番号

脚注

関連項目

外部リンク

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