ベルリン三部作
ベルリン三部作(Berlin Trilogy)は、イギリスのミュージシャン、デヴィッド・ボウイが1976~1979年にかけてブライアン・イーノと共同してレコーディングを行ったアルバム『ロウ Low』『英雄夢語り (ヒーローズ) "Heroes"』『ロジャー (間借人) Lodger』、これら一連のアルバムの総称。いずれも共同プロデューサーはトニー・ヴィスコンティ。「イーノ三部作 Eno Trilogy」「ベルリン・トリプティック(三連祭壇画) Berlin Triptych」と表記されることもある。
解説
[編集]ベルリン三部作と呼ばれるものの、制作は必ずしもベルリンだけで行われたわけではない。
『ロウ "Low"』 1977年1月14日発売
『英雄夢語り (ヒーローズ) "Heroes"』 1977年10月14日発売
- 録音時期…1977年7月~8月
- 録音場所…ハンザ・スタジオ(西ドイツ、ベルリン)
- ジャケット写真…鋤田正義(実際のクレジットは「Sukita」と、苗字のみ)
『ロジャー (間借人) "Lodger"』 1979年5月18日発売
- 録音時期・・・1978年9月~79年3月
- 録音場所…マウンテン・スタジオ(スイス、モントルー)/レコード・プラント・スタジオ(アメリカ、ニューヨーク)
- ジャケット・デザイン…デレク・ボシアー