ヤロスラヴリ州
- ヤロスラヴリ州
- ロシア語: Ярославская область
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ヤロスラヴリ州旗 ヤロスラヴリ州紋章 -
国歌 不明 公用語 ロシア語 首府 ヤロスラヴリ 州知事 ミハイル・エヴラエフ 構成体種別 州 連邦管区 中央 経済地区 中央 面積
- 総計国内第60位
36,177km2人口(2021年国勢調査)
- 総計
- 人口密度
- 都市/地方比率国内第37位
1,209,811人
33.44人/km2
:時間帯 UTC +3(DST: なし)モスクワ時間 ISO 3166-2:RU 番号 ウェブサイト www.adm.yar.ru/
ヤロスラヴリ州(ヤロスラヴリしゅう、ロシア語: Яросла́вская о́бласть)は、ロシアの中央連邦管区にある州(オーブラスチ)。
1936年3月11日に設立された。トヴェリ州、モスクワ州、イヴァノヴォ州、ヴラジーミル州、コストロマ州、ヴォログダ州に隣接している。モスクワとサンクトペテルブルクの双方に近く、州都ヤロスラヴリは幹線道路、鉄道及び水路が交差している。
自然
[編集]穏やかな大陸性の気候。冬には雪が降り、夏は短いが暑い。かつて州域全体がモミやマツからなる針葉樹林で覆われていたが、現在は多くがカバノキとヤマナラシの二次林と農地になっている。沼地もまたかなりの部分を覆っている。
大型の動物は減ってしまったが、クマ、オオカミ、キツネ、ヘラジカ、イノシシなどはまだ生息している。また、多数の野鳥が生息している。ハト、ニシコクマルガラス、ズキンガラス、ミヤマガラス、イエスズメ、シジュウカラなどの鳥が都市でよくみられる。
州内を流れるヴォルガ川へはウーグリチとルイビンスクに二つのダムが建設されている。巨大なルイビンスク人造湖が存在する。
鉱物資源は建築資材(砂、砂利、粘土など)と泥炭くらいしかないが、鉱泉はいくつか湧いている。
経済
[編集]- 総支出(1997年):15,933.1百万ルーブル1
- 全企業の年間純利益(1997年):1,227.4百万ルーブル2
- 年間税収(1997年):4,781.8百万ルーブル(連邦予算の利子1,999.3百万ルーブルを含む)
- 失業率:2.4%
1 大企業および中企業 2 工業、農業、建設業、運輸
行政区画
[編集]地区
[編集]ヤロスラヴリ州は以下の地区(райо́ны)から成る:
地区(район) | 中心地 |
---|---|
ボリショエ・セロ地区(Большесе́льский) | ボリショエ・セロ |
ボリソグレープスキー地区(Борисогле́бский) | ボリソグレープスキー |
ブレイトヴォ地区(Бре́йтовский) | ブレイトヴォ |
ガヴリロフ=ヤム地区(Гаври́лов-Я́мский) | ガヴリロフ=ヤム |
ダニーロフ地区(Дани́ловский) | ダニーロフ |
リュビーム地区(Люби́мский) | リュビーム |
ムイシキン地区(Мы́шкинский) | ムイシキン |
ネコウス地区(Некоу́зский) | ノーヴイ・ネコウス |
ネクラソフスコエ地区(Некра́совский) | ネクラソフスコエ |
ペレスラヴリ地区(Пересла́вский) | ペレスラヴリ・ザレスキー※ |
メーデー地区(Первома́йский) | プレチーストエ |
ポシェホニエ地区(Пошехо́нский) | ポシェホニエ |
ロストフ地区(Росто́вский) | ロストフ※ |
ルイビンスク地区(Ры́бинский) | ルイビンスク※ |
トゥターエフ地区(Тута́евский) | トゥターエフ※ |
ウーグリチ地区(У́гличский) | ウグリチ※ |
ヤロスラヴリ地区(Яросла́вский) | ヤロスラヴリ※ |
※地区に属さない州直轄市
主な都市
[編集]- ヤロスラヴリ:州都
- ルイビンスク
- トゥターエフ:旧名ロマノフ=ボチソグレプスク
- ペレスラヴリ・ザレスキー
- ウグリチ
- ロストフ:最も古い町
- ガヴリロフ=ヤム
- ダニーロフ
- ムイシキン
- ポシェホニエ
- リュビーム
- 13世紀より知られるモローガは1940年代にルイビンスク人造湖に沈んだ。
その他の集落
[編集]- ベレンデエヴォ
- ボリショエ・セロ
- ボリソグレープスキー
- ボローク
- ブレイトヴォ
- ブルマキノ
- グレシネヴォ
- イトラル
- カラビハ
- クラスニエ・トカチ
- クラスヌイ・プロフィンチェルン
- クービンスク
- クルバ
- ネコウス
- ネクラソフスコエ
- ペソフノエ
- セミブラトヴォ
- トルブヒノ
- トゥノシナ
- ヴァレゴヴォ
標準時
[編集]この地域は、モスクワ時間帯の標準時を使用している。時差はUTC+3時間で、夏時間はない。(2011年3月までは標準時がUTC+3、夏時間がUTC+4、同年3月から2014年10月までは通年UTC+4であった)