リンテック
種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査等委員会設置会社[1] |
市場情報 | |
本社所在地 | 日本 〒173-0001 東京都板橋区本町23番23号 |
設立 | 1934年(昭和9年)10月15日 (不二紙工株式会社) |
業種 | その他製品 |
法人番号 | 7011401006867 |
事業内容 | 粘着素材、粘着関連機器、特殊紙、剥離紙・剥離フィルムなどの開発・製造・販売 |
代表者 | 大内 昭彦(代表取締役会長) 服部 真(代表取締役社長) |
資本金 | 233億55百万円 (2023年3月31日現在) |
売上高 | 連結:2,846億03百万円 単体:1,491億69百万円 (2023年3月期) |
従業員数 | 連結:5,418 単体:2,620人 (2023年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要子会社 | リンテックコマース株式会社 リンテックサインシステム株式会社 湘南リンテック加工株式会社 リンテックサービス株式会社 リンテックカスタマーサービス株式会社 プリンテック株式会社 東京リンテック加工株式会社 |
外部リンク | https://www.lintec.co.jp/[2][3][4] |
リンテック株式会社(英称:LINTEC Corporation)は、粘着素材や粘着関連機器、特殊紙、剥離紙・剥離フィルムなどの開発・製造・販売を行う企業である。
概要
[編集]東京都板橋区本町に本社を置く、粘着関連製品の総合メーカー。社名の由来は、リンケージ(結合)+テクノロジー。
「粘着応用技術」「表面改質技術」「特殊紙・剥離材製造技術」「システム化技術」という4つの固有技術を基盤とし、それらを融合させることによって製品を開発している。そのラインアップはシール・ラベル用の粘着紙・粘着フィルムをはじめ、ガラス飛散防止対策フィルム、屋外サイン用粘着シート、内装用化粧シート、自動車関連粘着製品、半導体関連テープ、液晶関連フィルムなど。またバーコードプリンタ、ラベリングマシン、半導体関連装置などの各種関連装置の開発・製造も行っている[5]。
沿革
[編集]- 1927年(昭和2年)4月 - 東京・巣鴨に不二商会を開業。包装用ガムテープの製造・販売を開始。
- 1931年(昭和4年)8月 - 不二商会を改組し、不二合名会社を設立(東京・板橋に移転)。
- 1934年(昭和9年)10月 - 不二合名会社を改組し、不二紙工株式会社を設立(東京・板橋)。
- 1960年(昭和35年)3月 - シール・ラベル用粘着紙の製造・販売を開始。後に粘着フィルムの製造・販売にも着手。
- 1972年(昭和47年)3月 - ラベリングマシンの製造・販売を開始。
- 1973年(昭和48年)8月 - ラベル印刷機の製造・販売を開始。
- 1974年(昭和49年)8月 - 中国にてラベル印刷機および粘着製品の販売に着手。
- 1984年(昭和59年)10月 - FSK株式会社に商号変更。
- 1985年(昭和60年)1月 - 中国・北京事務所を開設。
- 1986年(昭和61年)7月 - 東京証券取引所市場第2部上場。
- 1987年(昭和62年)9月 - 米マディコ社を子会社化。
- 1989年(平成元年)3月 - 東京証券取引所市場第1部銘柄に指定。
- 1990年(平成2年)4月 - 四国製紙株式会社、創研化工株式会社と合併し、リンテック株式会社に商号変更。粘着紙・粘着フィルムおよび関連機器分野から特殊紙、剥離紙・剥離フィルムにまで業容を拡大。
- 1993年(平成5年)10月 - 琳得科(天津)実業有限公司を設立。
- 1994年(平成6年)5月 - リンテック・インドネシア社を設立。
- 1995年(平成7年)4月 - リンテック・シンガポール社及びリンテック・ヨーロッパ社を設立。
- 1996年(平成8年)4月 - モダン・プラスチツク工業株式会社と合併。
- 1999年(平成11年)3月 - リンテック・インダストリーズ(サラワク)社を設立。
- 2000年(平成12年)4月 - リンテック・インダストリーズ(マレーシア)社を設立。
- 2002年(平成14年)
- 6月 - 琳得科(蘇州)科技有限公司を設立。
- 8月 - リンテック・スペシャリティー・フィルムズ(韓国)社を設立。
- 2003年(平成15年)8月 - リンテック・スペシャリティー・フィルムズ(台湾)社を設立。
- 2004年(平成16年)9月 - リンテック・コリア社を設立。
- 2011年(平成23年)6月 - リンテック・タイランド社を設立。
- 2012年(平成24年)11月 - リンテック・インディア社を設立。
- 2013年(平成25年)12月 - ナノサイエンス&テクノロジーセンターを開設。
- 2015年(平成27年)
- 1月 - リンテック・アジアパシフィック社を設立。
- 5月 - 研究所に先端技術棟建設。
- 2016年(平成28年)
- 10月 - 米VDI社を子会社化。
- 11月 - 米リンテック・グラフィック・フィルムズ社(現・リンテック(UK)社)を子会社化。
- 12月 - 米マックタック・アメリカ社を子会社化。
- 2020年(令和2年)
- 11月 - 営業統括拠点を移転し、文京春日オフィスをオープン。
- 2021年(令和3年)
- 4月 - 米国の粘着製品メーカーであるデュラマーク社を子会社化(2021年12月末にマックタックグループとして吸収合併)。
- 2022年(令和4年)
- 2月 - 米国のラベル用粘着紙・粘着フィルムメーカーから事業を譲り受け、スピネカー社を設立。
主な製品
[編集]- 印刷・情報材関連製品 - シール・ラベル、銘板、警告表示、改ざん防止用の粘着素材など
- 産業材・工業材関連製品 - 物流用のプリンタシステム、各種部材の固定・組み立て用両面テープなど
- 建装材・自動車関連製品 - ガラス窓用フィルム(断熱、防犯)、看板、標識、内装用の各種製品など
- エレクトロニクス関連製品 - 半導体パッケージの薄型・小型・高集積化に寄与する製品・プロセス提案など
- 光学関連製品 - 光学機能性フィルムの開発、粘着加工、防眩ハードコート加工など
- 特殊紙 - カラー封筒用紙、色画用紙、工業用機能紙(不燃、低発塵)など
- 剥離紙・剥離フィルム - 粘着剤面の保護、シート材料の形成加工用、電子部品製造用の各種製品など
事業所
[編集]- 本社:東京都板橋区本町23-23
- 文京春日オフィス:東京都文京区小石川1-1-1 文京ガーデン ゲートタワー8F(受付)、9F
- 支店:札幌支店、仙台支店、北陸支店、静岡支店、名古屋支店、大阪支店、広島支店、四国支店、福岡支店、熊本事務所
- 工場・研究所:吾妻工場(群馬県吾妻郡)、熊谷工場(埼玉県熊谷市)、千葉工場(千葉県匝瑳市)、龍野工場(兵庫県たつの市)、新宮事業所(兵庫県たつの市)、新宮事業所 龍野事務所(兵庫県たつの市)、小松島工場(徳島県小松島市)、三島工場(愛媛県四国中央市)、三島工場 土居加工工場(愛媛県四国中央市)、伊奈テクノロジーセンター(埼玉県北足立郡)、研究所(埼玉県蕨市)
脚注
[編集]- ^ コーポレートガバナンス - リンテック株式会社
- ^ 会社概要 リンテック株式会社 コーポレートサイト、2020年3月31日閲覧。
- ^ 日本経済新聞 日経会社情報DIGITAL、2020年3月31日閲覧。
- ^ Ullet(ユーレット) Ullet(ユーレット)、2020年3月31日閲覧。
- ^ 私たちの事業・強み リンテック株式会社 コーポレートサイト、2020年3月31日閲覧。