五日町駅
五日町駅 | |
---|---|
駅舎(2018年7月) | |
いつかまち Itsukamachi | |
◄六日町 (6.6 km) (5.5 km) 浦佐► | |
所在地 | 新潟県南魚沼市五日町 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) 日本貨物鉄道(JR貨物) |
所属路線 | ■上越線 |
キロ程 | 118.4 km(高崎起点) |
電報略号 | イマ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- | 237人/日(降車客含まず) -2013年- |
開業年月日 | 1923年(大正12年)11月18日[1] |
備考 | 無人駅(乗車駅証明書発行機 有) |
五日町駅(いつかまちえき)は、新潟県南魚沼市五日町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)上越線の駅である。
歴史
[編集]- 1923年(大正12年)11月18日:鉄道省上越北線(現・上越線)浦佐駅 - 塩沢駅間開通時に開設[2]。
- 1959年(昭和34年)9月27日:伊勢湾台風に伴う暴風の影響を受け、未明に駅舎が全壊[3]。同年12月に駅舎を全て建替え[注釈 1]。(現駅舎)
- 1970年(昭和45年)12月15日:専用線発着を除く貨物取扱廃止[1]。
- 1974年(昭和49年)5月20日:セメントターミナル五日町営業所開所。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本・JR貨物の駅となる[1]。
- 2006年(平成18年)3月18日:貨物列車設定廃止。
- 2014年(平成26年)7月1日:無人駅化。浦佐駅自駅単独管理に伴い、管理駅を越後湯沢駅に変更。
駅構造
[編集]越後湯沢駅管理の無人駅で、2014年6月30日までは浦佐駅管理の業務委託駅だった。
無人駅化までは出札窓口、タッチパネル式自動券売機が設置されていた。
貨物駅という側面から、JR東日本とJR貨物の発足から暫くはJR東日本が直営駅として駅長を配置する一方、JR貨物が出札窓口と改札業務を運営した時期がある。
単式ホーム2面2線を有する地上駅、ホーム間は跨線橋で連絡している。
以前は1番線と3番線間に2番線の中線があったが、現在は廃止されている。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■上越線 | 下り | 小出・長岡方面 |
3 | 上り | 六日町・越後湯沢方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 改札口(2021年9月)
- ホーム(2021年9月)
貨物取扱
[編集]JR貨物の駅は2018年現在、臨時車扱貨物の取扱駅となっており定期貨物列車の発着はなくなっている。
駅構内の東側(裏側)にセメントターミナル五日町営業所が、駅北側には住友大阪セメント五日町サービスステーションが設置され、それぞれの専用線を利用して青海駅からセメント輸送が行われていたが、前者は2006年(平成18年)に、後者は2001年(平成13年)3月に廃止された。
1997年(平成9年)3月までは、セメントターミナル五日町営業所の斜め向かいにあった日本石油五日町油槽所への石油が沼垂駅から輸送されていた。現在は2区画に分割され地元企業等の工場になっている。
利用状況
[編集]JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2013年度(平成25年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 | 出典 |
2000年(平成12年) | 351 | [利用客数 1] |
2001年(平成13年) | 364 | [利用客数 2] |
2002年(平成14年) | 351 | [利用客数 3] |
2003年(平成15年) | 311 | [利用客数 4] |
2004年(平成16年) | 276 | [利用客数 5] |
2005年(平成17年) | 269 | [利用客数 6] |
2006年(平成18年) | 267 | [利用客数 7] |
2007年(平成19年) | 265 | [利用客数 8] |
2008年(平成20年) | 265 | [利用客数 9] |
2009年(平成21年) | 257 | [利用客数 10] |
2010年(平成22年) | 240 | [利用客数 11] |
2011年(平成23年) | 244 | [利用客数 12] |
2012年(平成24年) | 227 | [利用客数 13] |
2013年(平成25年) | 237 | [利用客数 14] |
駅周辺
[編集]周辺には住友大阪セメントの五日町サービスステーションや五日町スキー場、教育機関が若干数所在する。
当駅周辺は三国街道五日町宿となっていた。
バス路線
[編集]越後交通グループの南越後観光バスが運行する路線バス、及び南魚沼市のコミュニティバス「市民バス」が当駅周辺を経由する。
- MU 六日町=野田=五日町=大崎=浦佐 線[4]
- 当駅前の「五日町駅前」(MU18)が最寄りバス停となる。
- MK 六日町=浦佐=小出 線[4]
- 駅から500mほど西の国道17号沿いに位置する「五日町」(MK18)が最寄りバス停となる。
- <市民バス> ■ 大巻・泉コース
- 当駅前の「五日町駅角」が最寄りバス停となる[5]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]注釈
[編集]- ^ 建物財産表に準拠
出典
[編集]- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、453-454頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “駅の情報(五日町駅):JR東日本”. www.jreast.co.jp. 2018年9月10日閲覧。
- ^ 『一瞬十一人が下敷 即死一、重軽傷は六人 五日町駅舎倒壊』昭和34年9月28日読売新聞新潟読売
- ^ a b 湯沢・六日町地区 - 南越後観光バス.2018年11月10日閲覧。
- ^ 市民バス 大巻・泉コース - 南魚沼市.2018年11月10日閲覧。
利用状況
[編集]- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月12日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(五日町駅):JR東日本