公文公

くもん とおる

公文 公
生誕 (1914-03-26) 1914年3月26日
日本の旗 日本高知県長岡郡大津村
(現:高知市大津
死没 (1995-07-25) 1995年7月25日(81歳没)
日本の旗 日本大阪府大阪市
国籍 日本の旗 日本
民族 大和民族
出身校 大阪帝国大学理学部数学科理学士)卒業
職業 中学校教員高等学校数学免許教員海軍兵学校海軍文官海軍教授教育者
著名な実績 公文式の考案・創設・普及
敵対者 遠山啓(ライバル関係)
配偶者 公文禎子
子供 公文毅(息子)
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公文 公(くもん とおる、1914年大正3年〉3月26日 - 1995年平成7年〉7月25日)は、日本数学教育者。「公文式」学習指導法の考案及び創設並びに普及に尽力した者。

略歴

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高知県長岡郡大津村(現:高知市大津)の農家に生まれる。下知尋常小学校(現:高知市立昭和小学校)から土佐中学校を経て1933年高知高等学校を卒業。1936年大阪帝国大学理学部数学科を第1期生として卒業。高知県立海南中学校(現:高知県立高知小津高等学校)の数学教師となるが、翌年の1937年召集令状により退職をして同県の朝倉連隊に二等兵として入隊し、満洲国に出兵。3年後の1940年に召集解除となって帰国。海軍兵学校海軍文官海軍教授の試験に合格し、茨城県土浦海軍航空隊で教鞭を執るが、後に奈良県の天理海軍航空隊に勤務し、1944年に高知県の浦戸航空隊に転属をして、終戦を迎える。戦後は奈良県の天理中学校に勤務後、再び高知県に戻り、1948年に土佐中学校・高等学校数学免許教員となる。大阪府公立中学校へ転勤したのち、1958年7月に大阪数学研究会(現:公文教育研究会)を設立し、5年後の1963年には東京事務局を開設する。

公文式

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数学のあれもこれもできるか。まずは、計算力を突破口にするのだ」というのが公文公の長年の主張であった。

公文式学習法が誕生した経緯や彼の考えは、『やってみよう-公文公自伝 子供の知的可能性を追求して』(くもん出版、1991年)という著書に詳しく書かれている。

数学教育について、水道方式遠山啓とは長年のライバル関係にあった。

参考文献

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『筆山の麓 土佐中高100年人物伝』(土佐中高100年人物伝刊行員会、2020年)

関連項目

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脚注

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  1. ^ (3569) Kumon = 1938 DN1 = 1955 GB = 1984 DJ3”. 小惑星センターMPC. 2021年9月18日閲覧。[リンク切れ]

外部リンク

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