前川收
前川 收(まえかわ おさむ、1960年7月9日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の熊本県議会議員(8期)、自由民主党熊本県支部連合会会長。
菊池市議会議員(3期)、熊本県議会議長等を歴任した。
経歴
[編集]菊池市立隈府小学校、菊池市立菊池北中学校、熊本県立鹿本高等学校を卒業。1981年に九州測量専門学校を卒業し、東海測量設計社に入社した。1984年には同社を退社して、有限会社キクチゴルフセンターを創立。
1988年に菊池市議会議員に初当選をして、以後3期務めた。1993年、熊本県議会に初当選。2007年には、自民党熊本県連の会長に山本秀久県議が新たに選出され、前川は新体制の中で党三役である幹事長に就任した[1]。2014年、熊本県議会議長に就任することに伴い、県連幹事長を任期途中で退任[2]。翌2015年には、県連幹事長に再任された。2018年、自民党熊本県連会長に就任[3][4]。
2011年、熊本県森林組合連合会代表理事会長に就任[4]。2020年には、農林中央金庫の経営管理委員に選任された[5]。
政策・主張
[編集]- 川辺川ダム計画について、蒲島知事が2008年に白紙撤回したことを振り返り、「ダム建設予定地の相良村と、最大の受益地とされる人吉市、両方の首長が反対した。この地域から『ダムは駄目』と言われたら、建設を進められないのはやむを得ない判断だったと思う」とインタビューで述べている。ただし、ダムをめぐる政治責任と民意の関係については、「人命が関わる問題を民意で決めていいのか。政治家が責任を持って判断すべきではないか。全てを民意に委ねることはできない。民意は責任を取れない」として、政治の責任で治水策を進めるよう求めた。
人物
[編集]脚注
[編集]- ^ “山本新体制がスタート…自民党県連”. くまもと経済. (2007年9月19日) 2023年2月15日閲覧。
- ^ “幹事長に早川氏、前川氏は県議長に…自民県連”. くまもと経済. (2014年3月11日)
- ^ “次期会長に現幹事長の前川氏・・・自民県連会長選考委”. くまもと経済 (2017年12月28日). 2023年2月13日閲覧。
- ^ a b プロフィール | 前川おさむ(前川おさむ公式ページ)
- ^ “【人事異動】農林中央金庫(6月24日付)”. 農業協同組合新聞. (2020年6月23日) 2023年2月15日閲覧。
- ^ “「県連の運営、党勢拡大に取り組む・・」・・自民党県連の前川收会長”. くまもと経済 (2018年4月5日). 2023年2月13日閲覧。
外部リンク
[編集]- 前川おさむ | -現場主義-(公式ホームページ)
- 前川收 (100064957244219) - Facebook