南竜介
ロッテ時代(2009年8月16日) | |
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 兵庫県西宮市 |
生年月日 | 1981年7月9日(43歳) |
身長 体重 | 186 cm 88 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | 1999年 ドラフト5位 |
初出場 | 2004年5月9日 |
最終出場 | 2012年 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について |
南 竜介(みなみ りゅうすけ、1981年7月9日 - )は、兵庫県西宮市出身の元プロ野球選手(外野手)。右投右打。愛称は「ナンちゃん」「ナンスケ」「ナーナン」。
来歴・人物
[編集]プロ入り前
[編集]報徳学園高校時代には「竜」と呼ばれていた。卒業アルバムの高校時代の思い出の箇所に、自転車通学で足筋が強くなって良かったと書いている。1998年の春と夏の甲子園に出場。いずれも投手で登板[1]。1年上に鞘師智也。東北楽天ゴールデンイーグルスなどで活躍した森山周とは3年間クラスメイトだった。 1999年のドラフト5位で横浜ベイスターズに投手として入団。
横浜時代
[編集]2000年は投手登録だったが、コントロールに難があり、2001年から外野手に転向した。
2004年5月9日の対ヤクルト戦で守備固めとして一軍初出場。その後も守備固めで試合に出る事があったが、安打を放つ事は出来なかった。
2005年6月8日の対日本ハム戦で吉崎勝からプロ初安打を放ち、7月14日の対広島戦では広島・倉義和のレフト前安打での勝ち越し点を防ぐ好返球を見せた。
ロッテ時代
[編集]2006年4月27日に山北茂利との交換トレードで、龍太郎と共に千葉ロッテマリーンズに移籍。9月19日に一軍登録され、スタメン、守備固めなどで起用。無安打だったものの、9月23日の対北海道日本ハムファイターズ戦で3回にダルビッシュ有から浅いライトフライを放ち、三塁走者の今江敏晃が生還。プロ初打点となった。
2007年も主に守備固めとして出場したが、一軍定着はならなかった。
2008年、オープン戦最終戦で試合途中からセンターの守備に入り、定位置の犠牲フライで捕手の橋本将も取れない強烈なバックホームを披露。このような守備の活躍が評価され、開幕一軍入りを決める。5月21日の対巨人戦ではプロ入り一軍初の猛打賞を記録した。6月5日の対中日戦で、小笠原孝からプロ初本塁打を放った。
2010年は荻野貴司や早坂圭介の負傷もあり、守備要員や中堅手としての先発出場で自己最多の57試合に出場した。
2011年より同姓の南昌輝が入団し、スコアボードの表記がフルネームの「南竜介」となった。
2012年は11試合の出場にとどまったが、8月25日の福岡ソフトバンクホークス戦ではダグ・マシスとともにお立ち台に上がったりと1軍でもある程度活躍し、10月6日のファーム日本選手権では優秀選手に選ばれた。しかし、翌日の10月7日に球団から戦力外通告を受けた[2]。
ロッテ退団後
[編集]2013年は韓国の独立球団・高陽ワンダーズのキャンプに参加していたが、契約には至らなかった。
選手としての特徴
[編集]右の本格派投手としてプロ入りしたが、制球難に苦しみ、3年目に外野手に転向した[4]。打撃では勝負強さが持ち味[4]。外野守備では遠投115mの強肩で制球力も兼ね備えている[4]。また、俊足を生かした広い守備範囲と優れた状況判断に定評がある[4]。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]年 度 | 球 団 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2004 | 横浜 | 10 | 4 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 |
2005 | 18 | 10 | 9 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | .111 | .111 | .111 | .222 | |
2006 | ロッテ | 7 | 6 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 |
2007 | 10 | 5 | 5 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .200 | .200 | .200 | .400 | |
2008 | 21 | 44 | 40 | 5 | 9 | 2 | 0 | 1 | 14 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 11 | 0 | .225 | .279 | .350 | .629 | |
2009 | 15 | 40 | 39 | 6 | 11 | 2 | 1 | 3 | 24 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 10 | 1 | .282 | .300 | .615 | .915 | |
2010 | 57 | 95 | 83 | 16 | 17 | 2 | 0 | 1 | 22 | 4 | 3 | 0 | 1 | 0 | 9 | 0 | 2 | 23 | 2 | .205 | .298 | .265 | .563 | |
2011 | 32 | 43 | 39 | 5 | 7 | 1 | 1 | 1 | 13 | 3 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 10 | 0 | .179 | .220 | .333 | .553 | |
2012 | 11 | 29 | 22 | 1 | 5 | 1 | 0 | 0 | 6 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 6 | 0 | 0 | 7 | 0 | .227 | .393 | .273 | .666 | |
通算:9年 | 181 | 276 | 246 | 35 | 51 | 8 | 2 | 6 | 81 | 20 | 6 | 0 | 6 | 1 | 20 | 0 | 3 | 71 | 3 | .207 | .274 | .329 | .603 |
- 2012年度シーズン終了時
記録
[編集]- 初出場:2004年5月9日、対ヤクルトスワローズ7回戦(ひたちなか市民球場)、8回裏に左翼手で出場
- 初打席:2004年8月27日、対中日ドラゴンズ23回戦(ナゴヤドーム)、7回表にセドリック・バワーズの代打で出場、岡本真也の前に空振り三振
- 初安打:2005年6月8日、対北海道日本ハムファイターズ5回戦(横浜スタジアム)、8回裏に吉崎勝から左前安打
- 初先発出場:2006年9月19日、対オリックス・バファローズ20回戦(千葉マリンスタジアム)、8番・中堅手で先発出場
- 初打点:2006年9月23日、対北海道日本ハムファイターズ19回戦(千葉マリンスタジアム)、3回裏にダルビッシュ有から右犠飛
- 初盗塁:2008年5月25日、対広島東洋カープ1回戦(広島市民球場)、3回表に二盗(投手:篠田純平、捕手:倉義和)
- 初本塁打:2008年6月5日、対中日ドラゴンズ2回戦(千葉マリンスタジアム)、5回裏に小笠原孝から左越ソロ
背番号
[編集]- 64 (2000年 - 2006年途中)
- 65 (2006年途中 - 2012年)
脚注
[編集]- ^ 2000プロ野球プレイヤーズ名鑑 スポーツニッポン新聞社
- ^ 戦力外通告のお知らせ - 千葉ロッテマリーンズ・オフィシャルサイト 2012年10月7日
- ^ “学生野球資格回復に関する規則 第4条による認定者”. 公益財団法人 日本学生野球協会. 2021年11月4日閲覧。
- ^ a b c d “横浜の南竜介、野手転向3年目の自信 河野祥一郎「今週のイチ押し!」 : nikkansports.com”. www5.nikkansports.com. 2021年8月26日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 南竜介 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube