国際連合人道問題調整事務所
国際連合人道問題調整事務所(こくさいれんごうじんどうもんだいちょうせいじむしょ、英: United Nations Office for Coordination of Humanitarian Affairs)は、国際連合災害救済調整官事務所(UNDRO)及び国際連合人道問題局(DHA)を母体とし、1992年に国際連合総会決議46/182によって設立された国際連合事務局の一つ。一般的には「国連人道問題調整事務所」、或いは略称であるOCHA(オチャ)と呼ばれている。本部はニューヨーク及びジュネーヴ。
OCHAは、さまざまな自然災害・紛争災害の場で人道援助活動を効果的に行えるようにするために、他の国連・国際機関や政府と協力して調整するのが主な役割である。アジア、アフリカ、ヨーロッパ、ラテンアメリカなど世界35ヶ国以上に2,000人弱のスタッフを抱えている。
1999年、日本では神戸のHAT神戸のWHO健康開発総合研究センターのある国際健康開発センタービルに最初のスタッフを送り、2002年に正式にOCHA神戸(OCHA Kobe)として開設された。後に移転し、現在は、隣接の人と防災未来センター東館に事務所を置き、2012年からは、日本の関係機関とのパートナーシップを通じて、緊急時対応と備えの強化を推進するため、業務を刷新した。尚、2011年まであったリリーフウェブ(ReliefWeb)と呼ばれる災害情報発信部門のアジアハブとしての機能は、2011年末にタイのバンコクに移転。
本部・事務所
[編集]- 本部
- ジュネーヴ
- ニューヨーク
- 事務所
- 神戸
外部リンク
[編集]- OCHA全体のウェブサイト-英語
- OCHA神戸事務所のウェブサイト-日本語
- OCHA (UNOCHA) - Facebook
- OCHA神戸事務所 (OCHAKobe) - Facebook
- ReliefWeb-英語・仏語・西語
- IRIN-英語
- 外務省