奥美濃カレー
奥美濃カレー | |
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種類 | カレー |
発祥地 | 日本 |
地域 | 岐阜県郡上市 |
考案者 | 森幸男 奥美濃カレープロジェクト実行委員会(白鳥町商工会) |
誕生時期 | 2006年11月 |
奥美濃カレー(おくみのカレー)は、岐阜県郡上市白鳥町を中心に販売されているカレー及び、カレーライスである。地域振興の一環で地域ご当地グルメとして展開している。イメージキャラクターは「カレーのCちゃん」。
沿革
[編集]- 2006年(平成18年)11月 - 郡上市白鳥町商工会が中心となり活動が始まる。「奥美濃カレープロジェクト」発足。
- 2007年(平成19年)1月25日 - 第1回奥美濃カレーコンテストを実施。
- 2007年(平成19年)1月30日 - 第2回奥美濃カレーコンテストを実施。
- 2007年(平成19年)4月9日 - 正式販売開始。
- 2007年(平成19年)6月2日-3日 - 静岡県富士宮市で開催された第2回B-1グランプリ(全国のB級グルメのコンテスト)に出場(11位)[1]。
- 2009年(平成21年)4月1日 - 奥美濃カレー協同組合が設立[1]。
奥美濃カレー青年部も設立された。協同組合では、Tシャツやイメージキャラクターのストラップなどの販促品も発売している。
定義
[編集]「奥美濃カレープロジェクト」では、「郡上市で生産されている食材や天然水を使用し、隠し味として郡上市特産の郡上味噌を使用したカレー」と定義されている[1][2]。カレーの味は、東京のカレー店「パク森」の店主森幸男やSB食品の関係者からアドバイスを受けた[1]。
郡上味噌を使用する事以外は自由であるため、各店舗がそれぞれのカレーを製造販売しており、レトルトパック入りの商品も存在する。
食材
[編集]奥美濃カレーで多く使用される、郡上市特産品の代表的な食材は以下の通りである。
認定店
[編集]2007年頃の平成期に郡上市内の32店舗(58品目)で提供されていたが、脱会に伴って減少傾向にある。
所在地域 | 店名 | 備考 |
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白鳥町 | 覇楼館 | |
風見鶏 | ||
さんたべーる | ||
さんさろ | ||
大和屋 | ||
大和町 | 食の家 じぇいあん | |
KODACHI | ||
八幡町 | 郡上八幡工房 まめパン | 2024年7月20日より加入。 |
かつての認定店
[編集]所在地域 | 店名 | 備考 |
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白鳥町 | 道の駅白鳥 レストラン長瀧 | |
旅館 奥美濃園 | ||
ピース・まんだら | ||
だるまや | ||
四季彩菜 しろとり | ||
レストラン日高 | ||
お食事処 たまや | ||
カフェ パームス | ||
奥美濃しろとり物産センター喫茶部 | ||
ブーランジェリー ファミーユ | ||
高鷲町 | 郡上高原ホテル | 現在の名称は、「郡上ヴァカンス村ホテル」。 |
デイリー郡上カントリー倶楽部 | ||
味処 すずしろ | 2024年に閉業。 | |
大和町 | 餃子飯店 | |
やまと温泉 やすらぎ館 | ||
株式会社寅嬉屋 | ||
民宿・喫茶 かんじ | ||
八幡町 | カフェレスト アルピーヌ | |
こびり処 | ||
ベトコンラーメン 重楽 | ||
マルミツ 小野店 | 開業時は、「シカゴピザ 郡上八幡店」と併設。2021年に脱会、翌年6月13日に閉業。 | |
明宝 | 旅館 くご | |
道の駅明宝 喫茶メイホウ | 現在の名称は、「喫茶 明宝」。 | |
民宿 しもだ | ||
焼肉屋 げんちゃん | ||
自然食泊 愛里 | ||
手作りの味処 ゆうゆう | 明宝レディースが運営していた時期の加入。 | |
和良町 | 道の駅和良 ちんちろ屋 | |
美並町 | しょうりゅう 郡上店 | 関店を開業する前には脱会。 |
脚注
[編集]- ^ a b c d “岐阜県・郡上市商工会新規ご当地グルメ「奥美濃カレー」開発による地域活性化”. 中小機構. 2024年2月20日閲覧。
- ^ “奥美濃カレー|グルメ|岐阜県観光公式サイト 「岐阜の旅ガイド」”. ぎふの旅ガイド. 岐阜県観光連盟. 2024年2月20日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 奥美濃カレー
- 奥美濃カレー協同組合 (okumino) - Facebook
- 奥美濃カレー協同組合 (@okuminocurry) - X(旧Twitter)
- 奥美濃カレー (@okuminocurry) - Instagram