宮城県道44号角田山元線
主要地方道 | |
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宮城県道44号 角田山元線 主要地方道 角田山元線 | |
実延長 | 14.7 km |
起点 | 角田市角田中島下【北緯37度58分37.8秒 東経140度47分20.1秒 / 北緯37.977167度 東経140.788917度】 |
終点 | 亘理郡山元町坂元【北緯37度55分43.0秒 東経140度54分45.6秒 / 北緯37.928611度 東経140.912667度】 |
接続する 主な道路 (記法) | 国道113号 E6常磐自動車道 国道6号 |
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宮城県道44号角田山元線(みやぎけんどう44ごう かくだやまもとせん)は、宮城県角田市から宮城県亘理郡山元町に至る県道(主要地方道)である。
概要
[編集]角田市中心部で国道113号(国道349号と重複している)から分岐、阿武隈川を渡り小斎峠(標高160 m)を越えて亘理郡山元町に至る。
1983年(昭和58年)1月11日付でそれまでの県道角田山下線、県道小斎峠角田線および県道丸森山元線を再編する形で路線認定された。角田市、亘理郡山元町および伊具郡丸森町の境である小斎峠には通行規制時に道路を封鎖するためのゲートがある。
2019年3月29日付で、主要地方道相馬亘理線の改築に合わせて角田山元線の終点を相馬亘理線まで延伸する目的で、宮城県道120号坂元停車場線を統合する形で道路区域決定された[1]。
なお、坂元停車場線は国道6号線と常磐線坂元駅を連絡する路線であったが、駅は東日本大震災の津波の直撃を受け壊滅したことから、当駅を含む駒ヶ嶺 - 浜吉田間の常磐線は内陸に線路を移設した。[2]その際、常磐線旧線跡は復興道路として建設された県道38号相馬亘理線の用地となった[3]ため、旧坂元停車場線を組み込んだ本路線は国道6号と県道相馬亘理線を連絡する役割を新たに持つこととなった。
路線データ
[編集]歴史
[編集]- 1993年(平成5年)5月11日 - 建設省から、県道角田山元線が角田山元線として主要地方道に指定される[5]。
- 2019年(平成31年)3月29日 - 同日付で廃止された県道120号坂元停車場線の区域を引き継ぐ形で終点から海側に延伸[1]。
路線状況
[編集]重複区間
[編集]- 宮城県道245号角田大内線(角田市島田 - 亘理郡山元町小斎峠 約?km)
- 宮城県道28号丸森柴田線(角田市尾山 - 角田市島田 約1.494 km)
- 宮城県道272号角田山下線(角田市角田 - 角田市枝野 1.617km)
道路施設
[編集]- 角田橋(阿武隈川、角田市角田 - 枝野):橋長573.0m[6]
地理
[編集]通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]- 国道113号(国道349号重複)(角田市角田・起点)
- 宮城県道272号角田山下線(角田市枝野)重複区間にて
- 宮城県道245号角田大内線(角田市枝野 - 山元町坂元)起点と重複区間にて
- 宮城県道28号丸森柴田線(角田市島田/尾山 - 島田)重複区間にて
- E6常磐自動車道(山元南スマートIC)
- 国道6号(山元町坂元 山元町坂元交差点)
- 福島県道・宮城県道38号相馬亘理線(山元町坂元・終点)
沿線の施設など
[編集]- 角田警察署(角田市角田)
- 角田市陸上競技場(角田市枝野)
- 角田市立枝野小学校(角田市島田)
- 小斎峠(角田市 - 山元町)
- 山元町立坂元小学校(山元町坂元)
- JR常磐線 坂元駅(山元町坂元)
- やまもと夢いちごの郷(山元町坂元)
脚注
[編集]- ^ a b 平成31年3月29日宮城県告示第305号「県道の区域決定」
- ^ “JR常磐線 復旧工事 | 東日本大震災における鹿島の取組み | 鹿島建設株式会社”. www.kajima.co.jp. 2024年2月27日閲覧。
- ^ 復旧・復興の記録, 宮城県土木部 東日本大震災. “(主)相馬亘理線「坂元・山寺復興道路」”. 宮城県土木部 東日本大震災 復旧・復興の記録. 2024年2月27日閲覧。
- ^ 宮城県. “令和4年度みやぎの道路”. 宮城県. 2024年2月27日閲覧。
- ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十1日建設省告示第千二百七十号、建設省
- ^ 宮城県土木部 (2015年3月20日). “平成26年度みやぎの道” (PDF). 宮城県管理道路現況調書(みやぎの道路). 宮城県. p. 67. 2015年7月9日閲覧。