寺泊魚の市場通り
寺泊魚の市場通り(てらどまりさかなのいちばどおり)は、新潟県長岡市寺泊にある海産物市場の通称である。「魚のアメ横」とも言われている[1]。
概要
[編集]日本海に面した国道402号(日本海夕日ライン)沿いに、鮮魚店や土産物店、食堂など十数店舗が軒を連ねる[2]。鮮魚は主に寺泊港、出雲崎港で水揚げされたものであり、カニやブリなど豊富な種類が並ぶ[3]。また、その場で食べられる浜焼きやカニ汁も名物となっている[4]。
弥彦村や岩室温泉と周遊する観光客が多いほか[5][6]、関東地方や近県などからのバスツアーが催行されることもあり[4][7]、新潟空港経由で台湾など海外からも観光客が訪れている[8]。
1970年代ごろに角上魚類が1号店を出店したのをきっかけに山六水産、金八、寺泊中央水産など他の出店者が徐々に集まり、市場通りの原型になった[4]。
交通アクセス
[編集]- JR長岡駅大手口またはJR寺泊駅バス停より、坂井町または大野積行き越後交通バスに乗車、「魚の市場通り」下車
- 北陸自動車道 長岡北スマートICより車で約35分、中之島見附ICより車で約30分、三条燕ICより車で約30分
周辺
[編集]脚注
[編集]- ^ “寺泊魚の市場通り(魚のアメ横)”. にいがた観光ナビ(新潟県観光協会). 2021年10月3日閲覧。
- ^ “観光パンフレット 海と魚と歴史のまち寺泊”. 長岡市. 2022年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月4日閲覧。
- ^ “新日本風土記アーカイブス:寺泊 魚の市場通り”. 日本放送協会. 2021年10月4日閲覧。
- ^ a b c “魚の市場通り(長岡市)―浜焼き名物、県外から観光客(信越スポット)”. 日本経済新聞: p. 22 地方経済面 新潟. (2017年4月15日)
- ^ “日本海の味ガブリ、魚も掛け声も弾む市場―新潟(アーバンNOW)”. 日本経済新聞: p. 13 夕刊. (1991年2月14日)
- ^ “より集客力の高い施設を目指して新潟県燕市が道の駅「国上」の指定管理者を募集開始”. にいがた経済新聞. (2021年8月30日)
- ^ “産直ツアー―ふるさとの味を求めて何千里(新市場・消費者)”. 日経流通新聞: p. 23. (1986年10月27日)
- ^ “新潟県内18年の外国人宿泊 延べ36万人で最多”. 日本経済新聞. (2019年3月1日)
関連項目
[編集]- 角上魚類
- 日本海フィッシャーマンズケープ - 近隣エリアの海産物系観光施設
外部リンク
[編集]- 魚の市場通り - 寺泊観光協会
- 寺泊魚の市場通り(魚のアメ横) - 新潟県観光協会
座標: 北緯37度38分52.0秒 東経138度46分18.0秒 / 北緯37.647778度 東経138.771667度