小出正子
小出 正子(こいで まさこ、本名・高橋正子。1974年1月3日 - )は、元陸上競技・マラソン選手。千葉県出身。2001年のロッテルダムマラソンで2位に入るなど、国際舞台で活躍した。中央大学卒業。父は小出義雄、夫は高橋健一。
略歴
[編集]市立船橋高校[1]、中央大学を経て積水化学入社。市立船橋同期に杉村奈美(のちリクルート。1500m元日本記録保持者[2]、元ジュニア日本記録保持者[3]、及び現U20日本記録歴代3位[4])、中大陸上部同期に谷川聡、徳田由美子(800m元日本記録保持者[5])、全日本大学女子駅伝で共に優勝メンバーの鈴木真紀らがいた。
積水化学入社後に頭角をあらわし、1997年の北海道マラソンで2時間36分51秒をマークし4位に入る。
1998年の全日本実業団女子駅伝では松本こづえ・那須川瑞穂・宮崎安澄・大西昭代・高橋尚子・小出とつなぎ、2時間16分19秒で3位入賞。小出は6区6.595Km(アンカー)に出走し、21分24秒の区間4位の好走をみせ3位入賞に大きく貢献した。
2001年のロッテルダムマラソンでは2時間28分28秒の自己ベスト記録をマーク、ケニアのスーザン・チェプケメイについで2位に入る大健闘をみせた。また、国際千葉駅伝にも出場。千葉真子・那須川瑞穂・吉田香織・平山千絵・鈴木唯・小出とつないで外国勢相手によく健闘し、2時間21分22秒で5位入賞を果たした。
2002年の長野マラソンでは2時間32分21秒の記録で4位に入る。その後、高橋健一との結婚を機に第一線を退いた。現在は、佐倉アスリート倶楽部スタッフとして後進の指導にあたっている。
脚注
[編集]- ^ 全国高校駅伝 1990年第2回女子大会記録 毎日新聞社
- ^ 日本女子1500m歴代ランキング 陸上競技|YGO-JAPAN UPDATE:2023/03/04
- ^ 日本陸上競技選手権大会の記録一覧 (女子)#1500m参照。
- ^ 1500メートル競走#U20日本歴代10傑参照。
- ^ 1992年、大学1年時の1992年日本選手権で橋本晴子(大昭和)をわずかに振り切り800mで優勝、及び同日本記録を樹立した(日本陸上競技選手権大会の記録一覧 (女子)#800m、及び日本女子800m歴代ランキング (陸上競技|YGO-JAPAN UPDATE:2023/03/04) 参照)。