尾鷲市ふれあいバス
尾鷲市ふれあいバス(おわせしふれあいバス)は、三重県尾鷲市のコミュニティバスである。
概要
[編集]- 2005年(平成17年)9月26日 - 市街地直通バス(尾鷲市街-九鬼-三木浦)を試験運行開始。
- 2006年(平成18年)10月1日 - 市街地直通バスを本格運行開始。名称は「ふれあいバス八鬼山線」となる。
- 2009年(平成21年)7月1日 - 尾鷲市内のバス路線を再編し、尾鷲市ふれあいバスの実証運行を開始。「ふれあいバス」と「ふれあいバスハラソ線」[1][2]を運行開始。
- 2012年(平成24年)10月1日 - 須賀利巡航船の廃止に伴い、ふれあいバス須賀利線の運行を開始。
- 2017年(平成29年)10月1日 - 全体にわたって運行の見直しを実施。須賀利線以外の全便が尾鷲駅発着となる。
- 2019年(令和元年)10月1日 - 八鬼山・ハラソ線のダイヤ調整を中心とした運行の見直しを実施。
- 2023年(令和5年)4月1日 - 八鬼山・ハラソ線を「九鬼・早田(はいだ)線」「北輪内線」「南輪内線」の3路線に再編。
現行路線
[編集]- 紀伊松本⇔尾鷲駅
- 市街地巡回
- 尾鷲駅 → 市役所前 → 尾鷲総合病院 → 光ヶ丘 → 尾鷲総合病院 → 尾鷲駅
- 九鬼・早田線
- 瀬木山 - 尾鷲駅 - 尾鷲市病院前 - 国道矢浜(やのはま) - 九鬼駅 - 九鬼町 - 九鬼駅 - 早田峠 - 早田 - 早田峠 - 三木浦口 - 三木浦
- 尾鷲市ふれあいバスの運行開始当初からの路線である。
- 2017年10月1日に運行系統の見直しが行われて4往復全てが尾鷲駅発着となった一方で、全線を通し運転するのは1日1往復のみとなった。その他の便はコノワ・小脇止まりの区間便となった。
- 2019年10月1日に再度運行系統の見直しが行われ、4往復のうち1往復が尾鷲駅発着から瀬木山発着に延伸された。また、コノワ・小脇止まりの区間便が三木里駅発着に延長され、三木里駅発着が1日3往復に増えた。このため、三木里駅⇔民宿前間は後述のハラソ線と合わせて1日7往復が運行されるようになっている[3]。
- 2023年4月1日の運行系統の見直しによって1往復増回され、5往復が尾鷲駅 - 早田間を運行するようになった一方、早田 - 三木浦間は2往復に減回され、三木浦 - 三木里駅間は運行されなくなった。
- 北輪之内線
- 瀬木山 - 尾鷲駅 - 尾鷲市病院前 - 国道矢浜 - 三木里駅 - 民宿前 - 三木浦口 - 三木浦 - コノワ
- 2023年4月1日の運行系統の見直しにより、八鬼山・ハラソ線を統合する形で誕生した。5往復が運行され、1往復は尾鷲駅止まりの区間便となる。
- 国道矢浜⇔三木里駅間で熊野尾鷲道路を通行するため、座席にシートベルトを装備した車両が専用で使用されている。
- 南輪之内線
- 瀬木山 - 尾鷲駅 - 尾鷲市病院前 - 国道矢浜 - 三木里駅 - 賀田 - 賀田中奥 - 賀田駅 - 梶賀
- 北輪之内線と同じく国道矢浜⇔三木里駅間で熊野尾鷲道路を通行するため、座席にシートベルトを装備した車両が専用で使用されている。
- 2017年10月1日に運行系統の見直しが行われ、それまでバスが経由しなかった賀田駅⇔賀田中奥間の運行も始まった。
- 2019年10月1日に運行系統の見直しが行われ、4往復のうち1往復が尾鷲駅発着から瀬木山発着に延伸された。
- 2023年4月1日に運行系統の見直しが行われ、1往復増回されて5往復となった。また4往復が瀬木山発着、1往復が尾鷲駅発着の区間便となっている。
- 須賀利線
- (尾鷲総合病院前) ← 島勝 - 旧小学校前 - 西の浜
車両
[編集]九鬼・早田線、北輪之内線、南輪之内線は三重交通南紀営業所の中型車、その他の路線ではワゴン車で運行されている。[5]
- 三重交通の車両はICカードemica対応になっているが、ふれあいバスとしての運行時にはカードリーダーに使用停止の札がかけられ、使用中止扱いとなる。
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脚注
[編集]- ^ 「ハラソ」は江戸時代に梶賀漁港で捕鯨を行っていた際に使われた和船の名前にちなむ。
- ^ ハラソ祭り尾鷲丸ごと観光物産WEB 2017年6月22日閲覧
- ^ 上り1便・下り4便はコノワ発着の区間便となっている。
- ^ ただし、島勝からの乗車はできない。
- ^ なお、ワゴン車で運行される路線の運行管理も三重交通が受託している。
外部リンク
[編集]- 尾鷲市ふれあいバスのご案内 (2023年3月31日更新)