岩永ジョーイ
いわなが じょうい 岩永 ジョーイ | |
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本名 | 岩永 丞威(いわなが じょうい)[1] |
別名義 | ジョーイ・ティー(Joey Tee) 丞威 |
生年月日 | 1994年6月5日(30歳) |
出身地 | 日本・大分県 |
国籍 | 日本 |
身長 | 178 cm[1] |
血液型 | B型[2] |
職業 | ダンサー、俳優 |
ジャンル | 映画、舞台 |
事務所 | 鈍牛倶楽部 |
公式サイト | 岩永丞威|鈍牛倶楽部 |
主な作品 | |
映画 『琉球バトルロワイアル』 |
岩永 ジョーイ(いわなが じょうい、1994年6月5日 - )は、日本およびアメリカのダンサー、俳優、元ジャニーズJr.である。
来歴
[編集]大分県[1]で日本人の両親のもとに生まれ[3]、生後3か月で渡米し、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスで過ごす[1]。ダンサーだった両親がダンススタジオを経営していたため幼い頃からダンスを始め[4]、3歳の時にはショーのステージに立っていた[3]。7歳の時にEDGEパフォーミングアーツ主催のダンスコンテストのソロ部門で1位になり「パフォーマーオブザイヤー」を受賞[5]。また、子役としても活動し、ディズニー・チャンネルの『Movie Surfers』などに出演する[6]。
両親がダンススタジオを作るため2年間日本に住むことになり、両親が田原俊彦や東山紀之の振付もしていたことが縁で[6]、ジャニー喜多川から誘いを受け[2]、11歳から12歳の頃にジョーイ・ティーという名前でジャニーズ事務所に所属[5][注 1]。ジャニーズJr.内ユニット・small but BIG 4[3]やTOPS[7]のメンバーとしても活動する。中島裕翔とシンメトリーで踊ったり、赤西仁の専属バックダンサーをつとめたりもしていた[6]。
アメリカへ戻った後、再び事情があって日本へ戻り、2010年、舞台『タンブリング』で俳優としての活動を始める[8]。2012年、映画『闇金ウシジマくん』で映画に初出演[8]。その後、日本での芸名を丞威に改名。2013年、映画『琉球バトルロワイヤル』で主演を務める[9]。
ハリウッド映画出演を目標に掲げ、アクションができる俳優を目指して日本で6年間活動するが、アメリカで“成年”とされる21歳の時に一からやり直そうとロサンゼルスへ戻る[8]。しかしその頃、姉から日本のアクションの先駆けとも言われる石原プロモーションのオーディションを受けることを勧められ[8]、2016年4月、石原プロ次世代スター発掘オーディションにて準グランプリを受賞[10][注 2]。石原プロモーションに所属する[11]。その後帰国し[4]、2016年10月より芸名を岩永ジョーイに改名する[12]。2017年に『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』、2018年に『孤狼の血』に出演[13]。
2019年2月1日、所属していた石原プロモーションとの専属契約を1月31日付で終了したことが同社公式サイトで発表され、プロフィールが削除される[14]。
再び芸名を丞威とし、ドニー・イェン主演の映画『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』への出演をきっかけに、国外での映画撮影や海外デビューするための資金を捻出するため、クラウドファンディングを始める[15]。
芸名を岩永丞威とし、2023年3月15日より鈍牛倶楽部に所属したことを発表[16][17]。
人物
[編集]日本人でありながらアメリカに住んでいたこと、日本人としてのアイデンティティを確立したいという思いや母親の影響もあり、幼い頃から空手や極真空手を習う[18]。ジャニ-ズ事務所に所属していた頃には佐藤塾という道場に通い、初段・黒帯を取得した[18]。アメリカに戻ってからも八巻道場に通い、空手を続け、大会で優勝するようになったという[18]。
出演
[編集]ジャニーズJr.時代のユニットの出演はsmall but BIG 4、TOPSを参照。
テレビ番組
[編集]- ムービーサーファー(ディズニー・チャンネル)[6]
テレビドラマ
[編集]- クローバー 第4話 - 7話(2012年) - 守谷直人 役
- ピロートーク〜ベッドの思惑〜(2012年) - ミチル 役
- コードネームミラージュ 第17話(2017年) - 守口拓真 役
- PRINCE OF LEGEND(2019年) - マサ 役
- KING OF DANCE(2020年) - 来生駆 役
- 366日(2024年) - 狛江崎亘 役[19]
Webドラマ
[編集]- 東京ヴァンパイアホテル(2017年) - ジョー 役
- 夢で見たあの子のために(2023年) - 戸塚真広 役[20]
映画
[編集]- 日本統一外伝 山崎一門8 警視庁VS山崎一門」パルクール兄弟、一郎(2022年)
- 闇金ウシジマくん(2012年)[8]
- TOURNAMENT(2012年)[8]
- BATTLE OF KYOTO〜未来地区ネオウズマサ〜(2012年)
- 琉球バトルロワイアル(2013年) - 主演・沢村拳 役[9]
- クローズEXPLODE(2014年) - 丸山健一 役
- TOKYO TRIBE(2014年) - 亀吉 役
- HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY(2017年) - ブラウン 役[21]
- デメキン(2017年)[21] - ミツグ 役[22]
- 終わった人(2018年) - 田代壮介(学生時代) 役[23][24]
- 孤狼の血(2018年) - 善田大輝 役[25]
- サムライマラソン(2019年) - 柿崎数馬 役
- 燃えよデブゴン TOKYO MISSION 肥龍過江 Enter The Fat Dragon(2020年)[26] - 島倉 役
- ホテルローヤル(2020年) - 貴史 役
- るろうに剣心 最終章 The Final(2021年) - 乾天門 役[27]
- ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年) - ゆうり 役[28]
- 室町無頼(2025年公開予定)[29]
CM
[編集]- WBキッズ(2001年)
- JCペニーナショナルCM(2003年)
- SEARSナショナルキャンペーン(2008年)
- バネッサハジェンズミュージックCM(2008年)
ミュージカル・舞台
[編集]- Legends of HipHop(2005年)
- 滝沢演舞城(2006年3月7日 - 4月25日、新橋演舞場)[30]
- School Gyrls(マライア・キャリープロデュース、2009年)
- YOU&JIN(2010年6月20日・21日)
- タンブリング(2010年)[8] - ジョージ 役
- タンブリングVol.2(2011年)[8]
- YELLOW GOLD TOUR 3010(2010年11月7日 - 21日)
- YELLOW GOLD TOUR 3011 凱旋ライブ(2011年)
- GQ Gentlemen Quality(2011年)
- ドリームハイ(2012年7月3日 - 20日、新国立劇場中劇場) - ジェイソン 役[31]
- ウィズ〜オズの魔法使い〜(2012年)
- Delicious Deluxe(2012年) - スペシャルゲスト出演
- WASABEATS(2016年)[4]
- 希望のホシ2018(2018年6月13日 - 17日、あうるすぽっと) - 刑事 役[32]
- RADICAL PARTY -7ORDER-(2019年12月27日 - 29日、梅田芸術劇場メインホール / 2020年1月15日 - 19日、TBS赤坂ACTシアター)[33]
- KING OF DANCE(2020年7月16日 - 19日、COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール / 7月23日 - 8月2日、ヒューリックホール東京 / 8月8日 - 9日、名古屋市公会堂) - 来生駆 役
ビデオ・DVD
[編集]- ディズニースーパースターキッズ(2001年)
- ミッシーエリオットミュージックビデオ(2002年)
- 和太鼓 夢羅 東日本大震災復興支援チャリティーコンサート(2012年)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d “岩永 ジョーイ”. 石原プロモーション. 2018年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月27日閲覧。
- ^ a b c 「performers」『Wink up』2006年3月号、ワニブックス、2006年2月7日、68頁。
- ^ a b c 「Specialist」『POTATO』2006年3月号、学研、2006年2月7日、109-111頁。
- ^ a b c “丞威は踊る「次世代の裕次郎」、舞台で世界進出”. nikkansports.com. (2016年6月3日) 2018年3月26日閲覧。
- ^ a b “岩永ジョーイ”. 映画.com. 2018年3月27日閲覧。
- ^ a b c d 丞威(インタビュアー:藤本洋輔)「丞威インタビュー 子役から『HiGH&LOW』、ドニー・イェンとの共演、そして世界へ!25歳の「アクション俳優」波乱の半生と未来(1/5ページ)」『ガジェット通信』、2019年4月24日 。2019年10月31日閲覧。
- ^ 「Fly high!」『POTATO』2006年11月号、学研、2006年10月7日、121頁。
- ^ a b c d e f g h 丞威(インタビュアー:藤本洋輔)「丞威インタビュー 子役から『HiGH&LOW』、ドニー・イェンとの共演、そして世界へ!25歳の「アクション俳優」波乱の半生と未来(3/5ページ)」『ガジェット通]』、2019年4月24日 。2019年10月31日閲覧。
- ^ a b “丞威「琉球バトルロワイアル」主演!圧巻のアクション披露”. 映画.com (2013年8月12日). 2018年3月27日閲覧。
- ^ “準グランプリ丞威さん、スピルバーグ映画最終選考残った…石原プロオーディション”. スポーツ報知. (2016年4月26日). オリジナルの2016年6月16日時点におけるアーカイブ。 2016年6月20日閲覧。
- ^ ““次世代裕次郎”神田穣&丞威、石原プロ初仕事で炊き出しデビュー”. SANSPO.COM. (2016年6月12日) 2016年6月20日閲覧。
- ^ 岩永ジョーイ公式Twitter、joeybeniの2016年10月9日のツイート、2018年3月27日閲覧。
- ^ 丞威(インタビュアー:藤本洋輔)「丞威インタビュー 子役から『HiGH&LOW』、ドニー・イェンとの共演、そして世界へ!25歳の「アクション俳優」波乱の半生と未来(4/5ページ)」『ガジェット通信』、2019年4月24日 。2019年10月31日閲覧。
- ^ “岩永ジョーイ、石原プロモーションとの専属契約終了”. SANSPO.COM. (2019年2月2日) 2019年2月27日閲覧。
- ^ 丞威(インタビュアー:藤本洋輔)「丞威インタビュー 子役から『HiGH&LOW』、ドニー・イェンとの共演、そして世界へ!25歳の「アクション俳優」波乱の半生と未来(5/5ページ)」『ガジェット通信』、2019年4月24日 。2019年10月31日閲覧。
- ^ “岩永丞威が「鈍牛倶楽部」所属に 19年1月に石原プロモーション退所”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. (2023年3月15日) 2023年3月15日閲覧。
- ^ 岩永丞威公式Twitter@joeytee_ybnの2023年3月15日のツイート、2023年3月15日閲覧。
- ^ a b c 丞威(インタビュアー:藤本洋輔)「丞威インタビュー 子役から『HiGH&LOW』、ドニー・イェンとの共演、そして世界へ!25歳の「アクション俳優」波乱の半生と未来(2/5ページ)」『ガジェット通信』、2019年4月24日 。2019年10月31日閲覧。
- ^ “長濱ねる“莉子”、岩永丞威“亘”との結婚を広瀬アリス“明日香”らに報告するが、亘と不穏な空気に<366日>(2/5)”. WEBザテレビジョン. KADOKAWA (2024年4月28日). 2024年5月15日閲覧。
- ^ “「夢で見たあの子のために」新キャストに浅香航大、藤原樹ら ティザー動画も解禁”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年8月16日) 2023年8月16日閲覧。
- ^ a b “健太郎、山田裕貴、岩永ジョーイ、栁俊太郎らが勢ぞろい!映画『デメキン』第二弾ポスター&場面写真を一挙解禁”. SPICE. イープラス (2017年9月7日). 2018年5月28日閲覧。
- ^ “CAST”. 映画『デメキン』公式サイト (2017年). 2018年5月28日閲覧。
- ^ “岩永ジョーイ、先輩の舘ひろしと初共演!舘「僕と雰囲気が似てる」”. SANSPO.COM. (2018年4月20日) 2018年4月27日閲覧。
- ^ 小林千穂 (2018年4月20日). “舘ひろし後輩育てる、石原プロ岩永ジョーイと初共演”. nikkansports.com 2018年4月27日閲覧。
- ^ 岩永ジョーイ公式Twitter@JoeyBeniの2018年5月11日のツイート、2018年5月28日閲覧。
- ^ 『燃えよデブゴン/TOKYO MISSION』に出演している新星・丞威に注目 スクリーンオンライン
- ^ 映画『るろうに剣心 最終章』公式アカウント@ruroken_movieの2021年4月13日のツイート、2021年4月24日閲覧。
- ^ “高石あかり×伊澤彩織「ベイビーわるきゅーれ」続編に丞威、濱田龍臣、水石亜飛夢ら”. 映画ナタリー. ナターシャ (2023年1月23日). 2023年1月23日閲覧。
- ^ “入江悠監督作「室町無頼」大泉洋と堤真一が刃を交える予告解禁、長尾謙杜は六尺棒で応戦”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年10月25日). 2024年10月25日閲覧。
- ^ “滝沢演舞城”. DISCOGRAPHY. タッキー&翼 Official Website (2007年). 2019年3月1日閲覧。
- ^ 高橋公子 (2012年). “超人気・韓国ドラマ、初のミュージカル化!7月3日いよいよ開幕!!ミュージカル『ドリームハイ』舞台製作発表”. a-ticket. エイベックス・エンタテインメント. 2018年3月27日閲覧。
- ^ “岩永ジョーイ、『希望の―』で初舞台「精いっぱいやりたい」”. SANSPO.COM. (2018年3月7日) 2018年3月27日閲覧。
- ^ “7ORDER project 森田美勇人主演 舞台『RADICAL PARTY -7ORDER-』の東京公演が開幕”. SPICE. イープラス (2020年1月15日). 2020年1月24日閲覧。
外部リンク
[編集]- 岩永丞威|鈍牛倶楽部
- 岩永丞威 (@joeytee_ybn) - X(旧Twitter)