志布志町
しぶしちょう 志布志町 | |
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廃止日 | 2006年1月1日 |
廃止理由 | 新設合併 松山町、有明町、志布志町 → 志布志市 |
現在の自治体 | 志布志市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 九州地方 |
都道府県 | 鹿児島県 |
郡 | 曽於郡 |
市町村コード | 46466-0 |
面積 | 141.61 km2 |
総人口 | 18,362人 (2005年9月1日) |
隣接自治体 | 曽於市、有明町、松山町、宮崎県都城市、串間市 |
町の木 | モッコク・ビロウ |
町の花 | ツワブキ |
町の鳥 | イソヒヨドリ |
志布志町役場 | |
所在地 | 〒899-7103 鹿児島県曽於郡志布志町志布志二丁目1番1号 |
座標 | 北緯31度28分39秒 東経131度05分59秒 / 北緯31.4775度 東経131.09983度座標: 北緯31度28分39秒 東経131度05分59秒 / 北緯31.4775度 東経131.09983度 |
ウィキプロジェクト |
志布志町(しぶしちょう)は、鹿児島県の東部にあった町。曽於郡に属していた。
2006年1月1日、有明町・松山町と合併(新設合併)して市制施行、志布志市となり消滅した。
地理
[編集]鹿児島県の東部、大隅半島の付け根の部分にあり、宮崎県と接する。町域の南側は志布志湾に面している。
歴史
[編集]かつては日向国諸県郡に属していた。中世以降、島津氏による支配が行われ、志布志城が建設されたが、一国一城令の影響を受けて廃城となったといわれる。江戸時代には港が建設され、薩摩藩の貿易港として栄えた。
近現代
[編集]- 1871年 - 廃藩置県により薩摩藩は鹿児島県となるが、同年内に都城県所属となる。
- 1873年 - 旧日向国一帯を領域とする初代宮崎県の設置に伴い、宮崎県所属となる。
- 1876年 - 宮崎県が鹿児島県に合併され、鹿児島県所属となる。
- 1883年 - 宮崎県再置。志布志は鹿児島県に留まる。諸県郡が南北にわかれ、南諸県郡が発足。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、南諸県郡志布志村が発足。領域は旧薩摩藩の行政区域「志布志郷」(外城)に基づく。
- 1891年(明治24年)8月8日 - 志布志村が東志布志村・西志布志村・月野村(のちの大隅町,現曽於市)に分割される[1]。
- 1896年(明治29年)3月29日 - 南諸県郡・東囎唹郡が合併し囎唹郡の所属となる。
- 1913年(大正2年)7月1日 - 東志布志村が町制施行。志布志町となる。
- 2006年(平成18年)1月1日 - 有明町、松山町と合併して志布志市となる。市役所本庁は当初は旧有明町役場に置かれ、旧志布志町役場は志布志支所となっていたが、2021年に本庁は志布志支所に移転し、旧本庁は有明支所に変更された。
地域
[編集]教育
[編集]高等学校
[編集]- 鹿児島県立志布志高等学校
- 学校法人川島学園尚志館高等学校
中学校
[編集]小学校
[編集]- 志布志町立志布志小学校
- 志布志町立香月小学校
- 志布志町立潤ケ野小学校
- 志布志町立安楽小学校
- 志布志町立田之浦小学校
- 志布志町立森山小学校
- 志布志町立四浦小学校
- 志布志町立八野小学校
交通
[編集]鉄道
[編集]中心駅は志布志駅。
バス路線
[編集]一般路線バス
[編集]道路
[編集]高速道路の最寄りインターチェンジは宮崎自動車道都城インターチェンジ。
一般国道
[編集]主要地方道
[編集]航路
[編集]志布志港は中核国際港湾に指定されており、長距離フェリーや国際定期コンテナ航路が運航されている。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]- 志布志城跡(国の史跡)
- 枇榔島亜熱帯性植物群落(特別天然記念物)
- 志布志の大クス(国の天然記念物)
- 鉄道記念公園
- 陣岳国際の森
脚注
[編集]- ^ 鹿児島県告示第115号 https://dl.ndl.go.jp/pid/1087308/1/357