数理科学

数理科学(すうりかがく、英語:mathematical sciences)は、数学・数学の応用分野、数理統計学を含む数学及びその周辺の学術分野を表す[1]。数学は古くからある学術であるが、数理科学は20世紀後半から使われるようになった言葉のようである[1]

概要

[編集]

数理科学の研究は計算機による数値実験ということも行われるが、基本的に理論研究である[1]。また、数理科学は「数学と諸科学の出会いの場である」とも言われ、様々な分野と関連する[2]。具体例としては、統計学物理学生物学経済学計算機科学暗号理論集団遺伝学金融工学経営システム工学などが挙げられる。

数理科学を学べる大学

[編集]

主に数学科や数理科学科、名称に数理と付く学科などで学ぶことができる。

また大学によっては情報系学部・学科に属している場合もある。

国立大学

[編集]

公立大学

[編集]

私立大学

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c 楠岡成雄「数理科学の科学・夢ロードマップ」『学術の動向』第20巻第3号、日本学術協力財団、2015年、3_16-3_19、doi:10.5363/tits.20.3_162020年6月18日閲覧 
  2. ^ 木上淳「数理科学について」『数学通信』第1巻第1号、日本数学会、1996年、35-37頁、2020年6月14日閲覧 

関連文献

[編集]
  • Barry Cipra, What's Happening in the Mathematical Sciences, vol.1(1993), vol.2(1994), vol.3(1995, 1996)...vol.9 [1]
  • 広中平祐代表編集 『数理科学事典第二版』、丸善、2009年。ISBN 978-4-621-08125-9

関連項目

[編集]