望月秀一
望月 秀一(もちづき しゅういち、1933年(昭和8年)10月6日 - 2006年(平成18年)1月9日)[1]は、日本の警察官僚。元警察大学校教授。科学警察研究所総務部長や佐賀県警察本部長などを歴任した。東京市出身。
来歴・人物
[編集]東京市出身。麹町小学校、都立日比谷高校(入学時の名称は府立一中。在学中の1950年に学制改革により現名称へ変更)卒業。一中では、硬式から軟式野球部を創部した[2]。中央大学法学部卒業後(星友会に所属)、1962年29歳の時に警察庁入庁。入庁同期に、亀井静香、井上幸彦、金田雅喬(内閣情報調査室長)、有馬浩一郎(四国管区警察局長)、古川定昭(中部管区警察局長)、鈴木邦芳などがいた。1962年入庁組は、ノンキャリア警察官から転身した者、民間企業から転身した者など、異色な人材が揃っていた。入庁後は、刑事畑を長く歩み、山口県警察や静岡県警察で捜査二課長を務めたのを皮切りに、宮崎県警察警務部長、警察庁刑事局保安部理事官、佐賀県警察本部長などを歴任。その間、警察大学校教授に就任し、後進の育成にも尽力した。警察庁長官官房管理官、科学警察研究所総務部長を最後に、警察庁を退官。退官後は、綜合警備保障取締役・監査役などを務めた。
著書
[編集]- 『銃砲刀剣類所持等取締法:逐条解説』警察時報社、1973年(共著)
他、論文多数。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『日本警察官僚総合名鑑』小山善一郎・石丸陽編,新時代社 2005
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