杉幸彦
すぎ ゆきひこ 杉 幸彦 | |
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本名 | 同じ |
生年月日 | 1932年6月12日 |
没年月日 | 1998年8月12日(66歳没) |
出生地 | 日本 福岡県福岡市地行東町 |
職業 | 俳優 |
ジャンル | 映画、テレビドラマ、舞台 |
活動期間 | 1941年 - 1972年 |
配偶者 | あり |
著名な家族 | 杉狂児(実父) 杉裕之(実兄) |
主な作品 | |
『次郎物語』 『翼の凱歌』 |
杉 幸彦(すぎ ゆきひこ、1932年6月12日 - 1998年8月12日)は、日本の元俳優[1][2]。福岡県福岡市地行東町出身。本名同じ。
来歴・人物
[編集]俳優・杉狂児の四男。1941年、世田谷区立松沢小学校在学中、島耕二監督映画『次郎物語』の主人公で映画デビュー、この作品では主人公次郎役を幸彦と実兄・杉裕之の二人で演じる。映画の前半では幸彦が演じ、後半を裕之が演じた。1942年、東宝に入社し『翼の凱歌』などに出演するが、その後はしばらくまで学業に専念する。
中学、高校は明星学園を卒業、1955年に明治大学文学部演劇科を卒業したのち再び俳優を志す。同年5月、日活に入社しアクション映画に多数出演。1962年、日活を退社してフリーとなりテレビなどに出演する。1972年に丘企画を設立、製作者として千葉テレビの教育番組などを制作していた。
出演作品
[編集]映画
[編集]- 次郎物語(1941年、日活多摩川) - 次郎(幼年時代)
- 翼の凱歌(1942年、東宝)
- 月夜の傘(1955年、日活)
- 未成年(1955年、日活)
- 続警察日記(1955年、日活)
- 神阪四郎の犯罪(1956年、日活)
- 浴槽の死美人(1956年、日活)
- 雑居家族(1956年、日活)
- 燃ゆる黒帯 花の高校生(1956年、日活) - 溜池
- 逆光線(1956年、日活) - 伊原四郎
- 青い怒涛(1956年、日活) - 受戸弘
- 乳母車(1956年、日活) - 八木清一
- 沖縄の民(1956年、日活) - 壕の中の兵
- 牛乳屋フランキー(1956年、日活) - 若いお巡りさん
- 人間魚雷出撃す(1956年、日活) - 久波上曹
- 危険な関係(1957年、日活) - ボーイC
- ジャズ娘誕生(1957年、日活) - 杉君
- 勝利者(1957年、日活)
- 殺したのは誰だ(1957年、日活)
- 狂った関係(1957年、日活) - 大学生大杉
- 誘惑(1957年、日活) - 大林英吉
- 高校四年生(1957年、日活) - 秋沢修二
- 九人の死刑囚(1957年、日活) - 高崎
- 十代の罠(1957年、日活) - 石井利男
- 十代の恋よさようなら(1958年、日活) - 耕吉
- お月さん今晩わ(1958年、日活) - 倉田
- 美しい庵主さん(1958年、日活) - 県立大学の学生A
- アンコなぜ泣く(1958年、日活) - 小柳英次
- 悪魔と天使の季節(1958年、日活) - 三村
- 完全な遊戯(1958年、日活) - 学生金貸し
- 紅の翼(1958年、日活)
- 嵐を呼ぶ友情(1959年、日活) - レッド&ブルーのバンドメンバー
- JA750号機行方不明(1959年、日活)
- 世界を賭ける恋(1959年、日活) - 長谷川
- 海底から来た女(1959年、日活) - 男B
- 事件記者 姿なき狙撃者(1959年、日活)
- キャンパス110番 学生野郎と娘たち(1960年、日活) - 男子学生塩原
- 海から来た流れ者(1960年、日活) - 中山
- 金語楼の俺は殺し屋だ!(1960年、日活)
- 海の情事に賭けろ(1960年、日活)
- 都会の空の用心棒(1960年、日活) - 川村
- 太平洋のかつぎ屋(1961年、日活) - 小森
- 街に気球があがる時(1961年、日活)
- さよならの季節(1961年、日活) - 清水
- 喜劇 駅前飯店(1962年、東宝) - 村木五郎
テレビドラマ
[編集]- JNR公安36号 第18話「あざ笑う虹」(1962年、NET)
- 青年同心隊 第3話「虹を追っかけろ」(1964年、TBS)- 清吉
- 鉄道公安36号(NET)
- 第95話「途中下車」(1965年)
- 第185話「狙われた博多人形」(1966年)
脚注
[編集]- ^ 『日本映画人名事典 男優篇 上巻』キネマ旬報社、1996年、843-844頁。
- ^ KINENOTE「杉幸彦」の項
- ^ 杉幸彦とはコトバンク 2016年2月29日閲覧
外部リンク
[編集]- 杉幸彦 - 日本映画データベース
- 杉幸彦 - KINENOTE