杉精三
杉 精三(すぎ せいぞう、明治4年8月12日[1]〈1871年9月26日〉 - 1954年〈昭和29年〉1月11日[2])は、日本の逓信官僚、内閣印刷局長。錦鶏間祗候。
経歴
[編集]現在の山口県防府市に蔵田恂一の長男として生まれ、母方の杉家を継いだ[3]。1897年(明治30年)、東京帝国大学法科大学政治科を卒業し、高等文官試験に合格した[3]。通信事務官、青森郵便局長、高松郵便局長、広島郵便局長、京都郵便局長、名古屋逓信管理局長、航路標識管理局長、西部逓信局長・大阪地方海員審判所長、逓信省経理局長、内閣印刷局長を歴任した[3]。
1936年(昭和11年)に退官した後は、電信協会に入り、理事を経て、会計部長を務めた[3]。
栄典
[編集]- 位階
- 勲章
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 人事興信所編『人事興信録 第5版』人事興信所、1918年。
- 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第14版』帝国秘密探偵社、1943年。
- 『逓信協会雑誌 2月』逓信協会、1954年。