松谷孝征
まつたに たかゆき 松谷 孝征 | |
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生誕 | 1944年9月24日(80歳) 日本・神奈川県横浜市 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 中央大学法学部 |
職業 | 漫画編集者 アニメーションプロデューサー 実業家 |
活動期間 | 1967年 - |
肩書き | 株式会社手塚プロダクション代表取締役社長 |
受賞 | 藍綬褒章(2017年11月) 第12回声優アワード特別賞(2018年3月) |
松谷 孝征(まつたに たかゆき、1944年9月24日 - )は、日本の漫画編集者、アニメーションプロデューサー、実業家。神奈川県横浜市出身。株式会社手塚プロダクション代表取締役社長。
経歴
[編集]1967年に中央大学法学部を卒業後、学生時代からの劇団を続けていたが頓挫し、一時期ホームレス状態になる。その後、新聞販売店や訪問販売会社など職を転々とし、先輩のつてで実業之日本社に入社して『漫画サンデー』編集部に配属され、谷岡ヤスジ、小島功、鈴木義司、手塚治虫らの担当編集者となる[1]。
1973年4月、手塚プロダクションに入社し、手塚治虫のマネージャーを務める。1985年4月より同社代表取締役社長に就任。手塚治虫原作のアニメのプロデューサーを数多く手がける。
2003年5月、日本動画協会理事長に就任し、2009年5月より同協会名誉理事となる。2010年6月からは映像産業振興機構理事長も務める[2]。2017年11月、藍綬褒章を受章[3]。2018年3月、第12回声優アワード特別賞を受賞[4]。
参加作品
[編集]テレビアニメ
[編集]- フウムーン(1980年) - プロデューサー
- 鉄腕アトム(1980年-1981年) - プロダクションマネージャー
- 大自然の魔獣バギ(1984年) - プロデューサー
- 悪魔島のプリンス 三つ目がとおる(1985年) - 企画
- 銀河探査2100年 ボーダープラネット(1986年) - プロデューサー
- ジャングル大帝(1989年-1990年) - 企画
- 青いブリンク(1989年-1990年) - アニメーションプロデューサー
- 三つ目がとおる(1990年-1991年) - 企画
- 手塚治虫の旧約聖書物語(1997年) - 企画
- 白鯨伝説(1999年) - 企画(第19話 - 第26話)
- アストロボーイ・鉄腕アトム(2003年-2004年) - 製作
- ブラック・ジャック(2004年-2006年) - 製作統括
- ブラック・ジャック21(2006年) - 制作統括
劇場アニメ
[編集]- JUMPING(1984年) - プロデューサー
- 森の伝説(1988年) - プロデューサー
- 安達が原(1991年) - 企画
- ブラック・ジャック 劇場版(1996年) - 制作[5]
- ジャングル大帝(1997年) - 製作総指揮
- 白痴(1999年) - 製作・企画
- メトロポリス(2001年) - 製作
- ぼくの孫悟空(2003年) - 製作
- MW-ムウ-(2009年) - 製作
- 手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-(2011年) - 製作
OVA
[編集]- 緑の猫(1983年) - プロデューサー
- 雨ふり小僧(1983年) - プロデューサー
- るんは風の中(1985年) - プロデューサー
- ラブ・ポジション ハレー伝説(1985年) - プロデューサー
- 山太郎かえる(1986年) - プロデューサー
- ジャングル大帝(1991年) - エグゼクティブ・プロデューサー
- 悪右衛門(1993年) - 企画
- ブラック・ジャック(1993年 - 2011年) - 企画・製作
脚注
[編集]- ^ 宮崎克原作・吉本浩二作画『ブラック・ジャック創作秘話 4巻』(2013年、秋田書店)
- ^ 映像産業振興機構(VIPO) 新理事長、副理事長内定 映像産業振興機構 2010年6月3日
- ^ 秋の褒章に都内から72人1団体 産経ニュース 2017年11月2日
- ^ 「第十二回 声優アワード」主演賞は豊永利行さん、黒沢ともよさん!佐倉綾音さん&大西沙織さんは助演女優賞とパーソナリティ賞のW受賞.animate Times .2018年3月4日閲覧
- ^ “ブラック・ジャック 劇場版”. 手塚治虫公式サイト 2016年5月6日閲覧。