桃李花(とうりか)は、雅楽の唐楽の曲名の一つ。赤白桃李花の略名[1]。
黄鐘調で[1]、延八拍子の中曲である。管絃と舞楽があり、舞楽の場合は舞人4人による平舞である[1]。
はじめは内教坊の女楽(伎女舞)として、3月3日の曲水の宴で奏舞された[1]。のちに序の曲は失伝し、舞も「央宮楽」の舞を借りたものとなった[1]。唐の高宗の頃に草木に関する曲が21曲作られた内の一つと言われる[1]。
- ^ a b c d e f 日本古典文学大辞典編集委員会『日本古典文学大辞典第4巻』岩波書店、1984年7月、442頁。
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分類 | |
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楽器 | |
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唐楽の曲目 | 壱越調 | |
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平調 | |
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双調 | |
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黄鐘調 | |
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盤渉調 | |
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太食調 | |
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廃絶(遠楽・亡失曲) | |
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高麗楽の曲目 | |
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雑楽の曲目 | |
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関連項目 | |
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△:復元品のみ現存する楽器、×:現存しない楽器 |