泉北1号線
泉北1号線(せんぼくいちごうせん)は、大阪府内を走る道路の一つ。大阪府道34号堺狭山線、大阪府道38号富田林泉大津線のそれぞれ一部の通称である。地元で「1号」といえば国道1号ではなく、本道を指すことも多い。
概要
[編集]大阪府道34号堺狭山線の臨海石津町交差点(堺市西区、大阪府道29号交点) - 泉ケ丘駅前(堺市南区)間、及び、大阪府道38号富田林泉大津線の泉ケ丘駅前 - 室堂町北交差点(和泉市、国道480号交点)までの通称。
さらにその延長の大阪府道223号三林岡山線の室堂町北交差点 - フタツ池交差点(岸和田市、大阪府道40号交点)も含められることがある。(広義の泉北1号線)
泉北ニュータウンの背骨ともいえる道路であり、深井駅付近より和泉中央駅まで、泉北高速鉄道線が並走している。
構造
[編集]以下、広義の泉北1号線について記述する。
臨海石津町交差点から、浜寺石津町東2丁交差点(国道26号交点)までは、片側3車線、浜寺石津町東2丁から深井高架橋までは、片側2車線の平面道路である。この区間では、国道26号の高架部分を除き、主要道路とは平面交差しているため、交差点ではしばしば渋滞が発生することがある。鉄道とは、南海本線、JR阪和線共、立体交差となっている一方、阪堺線とは踏切交差である。阪和線上野芝駅より東の部分には、中央分離帯が広く取られている区間があるが、これは計画廃止された阪神高速道路大阪泉北線の用地である。この区間は平面道路であるため、沿道には商業施設や事業所などが多い。
深井高架橋から室堂町北交差点までは、片側2車線の信号のない高架道路であり、この部分については歩行者・軽車両(自転車含む)の通行は禁止されている。一部区間には側道が設けられている。高架部分は制限速度60km/hであるが、信号がないため、域内を短時間で移動することができる。もっともラッシュ時間帯などには渋滞が発生することも多い。この区間には、泉北高速鉄道線が、中央分離帯にあたる部分に並走している。泉北ニュータウンを横断しており、沿道には集合住宅が多く見られる。
室堂町北交差点から、フタツ池交差点までは、片側2車線の平面道路である。一部で泉北高速鉄道線に加えて、阪和自動車道が並走する(インターチェンジはなし。なお、フタツ池交差点より少し南に、岸和田和泉インターチェンジがある)。室堂町北交差点から和泉中央駅付近は、駅付近の商業施設に出入りする車などで、渋滞が頻発している。岸和田市域に入るにつれて、沿道に未開発の区画が広がる。
主な接続道路
[編集]堺市
- 大阪府道29号大阪臨海線(臨海石津町交差点)
- 大阪府道204号堺阪南線(通称:旧26号)(石津北交差点)
- 国道26号 (浜寺石津町東2丁交差点)
- 大阪府道30号大阪和泉泉南線(通称:13号線)(南陵町交差点)
- 大阪府道61号堺かつらぎ線(東上野芝町2丁交差点)
- 大阪府道28号大阪高石線(ときはま線)(百舌鳥陵南町交差点、北条町1丁交差点)
- 大阪府道199号西鳳東線(深井中町交差点)
- 大阪府道36号泉大津美原線(東八田(ひがしはんだ)1号・2号・3号・4号交差点、東山西交差点、第二東山西交差点)
- 大阪府道208号堺泉北環状線(田園大橋西詰(たぞのおおはしにしづめ)交差点、田園大橋東詰交差点)
- 大阪府道61号堺かつらぎ線(泉北2号線)(豊田橋北交差点、豊田橋南交差点)
- 大阪府道215号別所草部線(高橋中交差点、高橋南交差点)
和泉市
- 大阪府道208号堺泉北環状線(府立母子センター北交差点)
- 大阪府道216号和田福泉線(伏屋町地先)
- 国道480号(室堂町北交差点)
- 大阪府道226号父鬼和気線
岸和田市
- 大阪府道40号岸和田牛滝山貝塚線(フタツ池交差点)