生島翔
いくしま しょう 生島 翔 | |
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別名義 | |
生年月日 | 1985年7月28日(39歳) |
出身地 | 日本・東京都 |
身長 | 171 cm[1] |
職業 | ダンサー・俳優 |
ジャンル | ダンス・映画・テレビドラマ・ラジオ |
活動期間 | 2007年 - |
著名な家族 | 生島ヒロシ(父) 生島勇輝(兄) 生島淳(叔父) |
事務所 | 生島企画室 |
公式サイト | 生島翔 - 生島企画室 |
生島 翔(いくしま しょう、1985年7月28日[1] - )は、日本のコンテンポラリーダンサー・俳優・振付家、プロデューサーである。東京都出身[1]で、株式会社生島企画室に所属する。株式会社034productions代表取締役[2]。京都大学大学院都市社会工学専攻研究生[3]。父はフリーアナウンサーの生島ヒロシ、兄は俳優の生島勇輝[4](株式会社ケイダッシュ所属)、叔父はスポーツライターの生島淳である。
来歴・人物
[編集]暁星中学を卒業後、15歳からアメリカ・カルフォルニア州にある寄宿舎制の芸術高校アイディルワイルド・アーツ・アカデミーに単身留学した[1]。英語は全く話せない状態での渡米だったが[5]、ダンスを専攻する[1]。
高校を卒業後、ニューヨーク大学・ティッシュ・スクールオブジアーツに進学し、3年間で卒業した[1]。
大学卒業後、アメリカでO-1アーティストビザを取得してダンサーとして活動[1]する。ニューヨークを拠点にPalissimo やBrian Brooks Moving Companyといったダンスカンパニーに出演し、振付家としても活動を始める。俳優としてJohn Strasbergに師事する[1]。
2009年に、奨学金のインポルスタンツ・ダンスウェブ・スカラシップを日本代表として得て、ImpulsTanz Festivalで各国の選出メンバーと過ごす[1]。
その後、ドイツ・カッセル州立劇場 (Staattheater Kassel) とソリストとして契約[1][5]して活動拠点をドイツに移す。
2010年に帰国し[5]、ダンサーを続けながら俳優としてミュージカルや舞台、ドラマ、映画にも出演しながらラジオ番組パーソナリティーなどマルチに活動を開始する。
2011年、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)をきっかけに、宮城県気仙沼市を中心に東北地方で復興支援活動を始める。堤幸彦の監督作品・東日本大震災ドキュメンタリーシリーズ『Kesennuma, Voices.』に出演[1]。
2018年、アメリカ映画『Darc/ダーク』の影山茂役をオーディションで勝ち取り準主役として出演[5]。エミー賞受賞のArmand Assanteや、日本人キャストでは椎名桔平や渡辺哲らと共演する[5]。
2019年9月、日本舞踊花柳流の名取試験に合格して花柳楽瞬(はなやぎ・らくしゅん)となる[6][7]。
2020年、主演予定だったアメリカ短編映画『RESCUED』が新型コロナウイルスの影響で製作中止となる[8]。
2021年8月[1]、アーツカウンシル東京助成のTokyo Tokyo FESTIVALの海外共同制作事業に採択され、日本とドイツとのダンスフィルムコラボレーション企画『new normal』をプロデュース。日本の作品『Trinity』で堤幸彦とタッグを組み[9]、本人はプロデュース・振付を担当し、主演を務める[3]。また、同作品はチリのSFAAF(South Film and Arts Academy Festival)にてBest Art Movie賞を含め6部門にて受賞[10]、生島もBest Art Direction賞を受賞している。また、Los Angels Asian Film AwardsのCreative Eye部門にもノミネートされている。
2022年4月から京都大学大学院都市社会工学専攻の研究員となる[3]。また、IATSS(国際交通安全学会)の特別研究員も務めている。
出演作品
[編集]テレビドラマ
[編集]- 金曜プレステージ「山村美紗サスペンス 小京都連続殺人事件〜スパイスは復讐の味〜」(2012年5月4日、フジテレビ) - 辻原 役
- Kesennuma, Voices. 東日本大震災復興特別企画〜堤幸彦の記録〜(2012年3月11日、CS TBSチャンネル)
- Kesennuma, Voices.2 東日本大震災復興特別企画〜2012 堤幸彦の記録〜(2013年3月11日、CS TBSチャンネル)
- Kesennuma, Voices.3 東日本大震災復興特別企画〜2013 堤幸彦の記録〜(2014年3月11日、CS TBSチャンネル)
- Kesennuma, Voices.4 東日本大震災復興特別企画〜2014 堤幸彦の記録〜(2014年3月11日、CS TBSチャンネル)
- Kesennuma, Voices.5 東日本大震災復興特別企画〜2015 堤幸彦の記録〜(2015年3月11日、CS TBSチャンネル)
- Kesennuma, Voices.6 東日本大震災復興特別企画〜2016 堤幸彦の記録〜(2016年3月11日、CS TBSチャンネル)
- Kesennuma, Voices.7 東日本大震災復興特別企画〜2017 堤幸彦の記録〜(2017年3月11日、CS TBSチャンネル)
- 35歳の高校生(2013年4月13日 - 6月22日、日本テレビ) - 樋口浩一 役
- リッチマン、プアウーマンSP(2013年4月1日、フジテレビ) - 樋口 役
- 撃てない警官 第2話(2016年01月17日、WOWOW) - 制服警官・渡辺 役
- 大岡越前3 第5話(2016年02月05日、NHK BSプレミアム)
- ドラマレジェンドソング 赤いスイートピー (2016年03月12日、BSジャパン) - 菅原和樹 役
- 男と女のミステリー時代劇 第八話「宿場の大盗」(2016年07月12日、BSジャパン) - 栄三郎 役
- きみはペット(2017年2月 - 3月、フジテレビオンデマンド・フジテレビ) - 海野渉 役
- 犯罪症候群 Season1 第1話 - 第3話(2017年4月8日 - 4月22日、東海テレビ・フジテレビ系) - 後藤俊和 役
- 東京アリス(2017年08月25日配信スタート、全12話、Amazonプライム・ビデオ) - 和久井亮 役
- 水戸黄門 第4話(2017年10月25日、BS-TBS) - 山西数馬 役[11]
- 監査役 野崎修平 第5話 - 最終話(2018年2月11日 - 3月4日、WOWOW) - 佐藤剛士 役
- 頭取 野崎修平 第4話・最終話(2020年2月9日・16日)
- 金曜プレミアム・政治の面白いトコロ集めました。加藤浩次vs政治家 再現ドラマ(2018年3月23日、フジテレビ)
- ドロ刑 -警視庁捜査三課-(2018年10月13日 - 12月15日、日本テレビ) - 宵町時雄 役[12]
- 下町ロケット(2018年10月14日 - 12月23日・2019年1月2日、TBS) - 亀井誠司 役
- SUITS/スーツ 最終話(2018年12月17日、フジテレビ) - 曽我部一也 役[13]
- 絶叫 第1話・最終話(2019年3月24日・4月14日、WOWOW) - 吉岡達也 役
- ミラー・ツインズ Season1 第6話・第7話(2019年5月12日・19日、東海テレビ・フジテレビ系) - 水野刑事 役
- ストロベリーナイト・サーガ 第10話(2019年6月13日、フジテレビ) - 大竹慎吾 役
- ピュア!〜一日アイドル署長の事件簿〜 第1話・第2話(2019年8月13日・14日、NHK総合) - 見張りの警官 役(第1話) / ダンス振付(第2話)
- Heaven? 〜ご苦楽レストラン〜 第7話(2019年8月20日、TBS) - 久世光代(若年期)のボーイフレンド 役
- 刑事7人 第7話(2019年8月28日、テレビ朝日) - 松永修一 役
- 70才、初めて産みますセブンティウイザン。 第2話(2020年4月12日、NHK BSプレミアム) - 内科医 役
映画
[編集]- 闇金ウシジマくん Part2(2014年5月16日、東宝映像事業部 / S・D・P) - 颯(はやて)役
- 悼む人(2015年2月14日、東映) - 高久保英剛 役
- 関ヶ原(2017年8月26日、東宝 / アスミック・エース) - 宇喜多秀家 役[14]
- Darc/ダーク(2018年5月1日、Netflix) - 影山茂 役[5]
- ヲタクに恋は難しい(2020年2月7日、東宝) - ダンサー出演
オリジナルビデオ
[編集]- 組長への道 餓鬼極道シリーズ(オールインエンタテインメント) - 細川健司 役(第1作・第2作は中村龍介とダブル主演)
- 1(2019年1月25日DVDリリース)
- 2(2019年2月25日DVDリリース)
- 3(2019年3月25日DVDリリース)
- 4(2019年4月25日DVDリリース)
ネット配信
[編集]- SPECサーガ黎明篇「サトリの恋」(2018年9月28日 - 11月2日、Paravi) - リハビリ師 役
ラジオ
[編集]- 生島翔のHello えるも〜る烏山(2011年、FM世田谷) - メインパーソナリティー
- Happy Hour(2013年、ラジオ日経_第2)
- Dance Dance Dance(2014年1月3日 - 、FM横浜〔毎週金曜 深夜24:30 - 25:00〕) - メインパーソナリティー[15]
- Clippin’ Japan(2014年 - 、JFN系列〔毎週日曜 8:30 - 9:00 他〕) - メインパーソナリティー
CM
[編集]舞台・ミュージカル
[編集]- PRIDE-プライド-(脚本・演出:藤森一朗 / 2013年、新国立劇場) - 島袋太樹 役
- MOTHER[要曖昧さ回避](脚本・演出:藤森一朗 / 2013年、新国立劇場) - 穴井利夫 役
- MOTHER(脚本/演出:藤森一朗 / 2014年9月19日 - 21日、新国立劇場) - 穴井利夫 役
- 12 Angry Man〜十二人の怒れる男〜(演出:小野田良 / 2014年4月11日 - 15日、高田馬場RABINEST) - 第7号 役
- ミュージカル ヴェローナの二紳士(演出:宮本亜門 / 2014年12月7日 - 28日、日生劇場) - ミラノ市民・老婆・鶏 役
- 十二夜(演出:ジョン・ケアード / 2015年3月8日 - 30日、日生劇場) - 役人2役
- 超緊急特別番組(演出:祷あきら / 2016年6月7日 - 6月12日、ポケットスクエア 劇場MOMO) - 藤田醍醐 役
- ミステリーナイト2017〜そしてAの姿も消えた〜(演出:早船聡 / 2017年) - 印南哲也 役
- 人類史(作・演出:谷賢一 / 2020年、KAAT神奈川芸術劇場) - 歴史学者オーラン 役[17]
ダンス
[編集]- Colbert Report (2007年、Comedy Central、総合プロデューサー: Matt Lappin)
- An Issue of Trust(映画) (2007年 監督: Allison Fischer)クライド 役
- Pinata(2008年 会場: Dance Theatre Workshop (NY, USA) 振付: Brian Brooks
- JumpCut(2008年、Dance New Amsterdam Theater (NY, USA) 振付:Keith Thompson
- Transformers(2009年、MuseumsQuartier(Vienna, Austria)振付:Eszter Salamon and Christine De Smidt
- Bear Girl King(2009年、Staatstheater Kassel (Hessen, Germany) 振付: Yossi Berg and Oded Graf
- reinhardswald 2009年、Staatstheater Kassel (Hessen, Germany) 振付・ 芸術監督: Johannes Wieland
- Weddings and Beheadings(2009年、Ailey Citigroup Theaters (NY, USA) 振付: Pavel Zustiak
- Rapid Still(2009年、Symphony Space (NY, USA) 振付:Brian Brooks
- Game/Plan(2010年、TIF State Theater Kassel (Hessen, Germany) 振付・出演
- Surfin' Safari(2010年、アサヒアートスクエアー(Tokyo, Japan) 振付・出演
- Catcher(2010年、Staatstheater Kassel (Hessen, Germany) 振付・ 芸術監督: Johannes Wieland
- CMND@(2011年、アサヒアートスクエアー(Tokyo, Japan)振付・出演
- 2012 グループス MLB開幕戦 シアトル・マリナーズ VS オークランド・アスレチックス』(2012年、東京ドーム)
- プロ野球開幕戦 巨人-ヤクルト戦 2012年(2012年、東京ドーム)
- 真・奇想科学世界ダンサーボーイ(2013年、鳥の芸術劇場、仙台メディアテーク、京都芸術センター、アサヒアートスクエアー)振付・出演
- VENEローンチイベント(2016年)振付・出演
- inner screaming(2016年)振付・出演
- 僕は磁石なんて信じない(2016年、金沢21世紀美術館 シアター21)
- SEESAW(2018年2月9日 - 2月11日、シアタートラム)演出 : タグチヒトシ(GRINDER-MAN)振付:伊豆牧子(GRINDER-MAN)
イベント・その他
[編集]- Tokyo EYE(2011年、NHK World) - レポーター
- 大!天才てれびくん(2013年、NHK教育) - 織田信長 役
- アジア太平洋ダンス選手権大会(2013年、BS-TBS) - インタビュアー
- 習いに行くぜ!東北へ!(2013年 - 2014年)
- 三陸国際芸術祭(2014年8月) - 企画・制作
- 新日本キックボクシング協会リングアナウンサー
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l “俳優 / コンテンポラリーダンサー 生島翔”. 生島企画室. 2022年4月4日閲覧。
- ^ “we are”. 034productions. 2022年3月3日閲覧。
- ^ a b c “生島翔「全裸シーンも大変でした…」ダンスアートフィルム「Trinity」トークショー開催”. nikkansports.com. (2022年3月27日) 2022年4月4日閲覧。
- ^ a b “父と兄も注目!?生島翔、コンテンポラリー・ダンス公演に出演”. SANSPO.COM. (2018年2月7日) 2018年3月13日閲覧。
- ^ a b c d e f “生島翔、準主役の米映画が世界190カ国配信 夢はハリウッドで“SHOTIME””. 映画.com (2018年5月1日). 2018年6月4日閲覧。
- ^ 「生島翔「花柳流」の名取試験に合格“花柳楽瞬”襲名」『日刊スポーツ』2019年9月23日。2019年9月23日閲覧。
- ^ 「生島ヒロシ次男・翔、花柳流の名取り試験合格「日本舞踊を極めたい」」『スポーツ報知』2019年9月23日。2022年4月4日閲覧。
- ^ “生島翔、主演予定だった米短編映画の製作が中止に”. SANSPO.COM. (2020年3月16日) 2020年11月22日閲覧。
- ^ “全裸ダンサーで出演、生島翔の強烈メッセージ「地球を愛してないのか!?」”. nikkansports.com. (2021年8月29日) 2022年4月4日閲覧。
- ^ “Winners #6.3” (スペイン語). sfaaf. 2022年6月10日閲覧。
- ^ “新鮮な武田鉄矢の「水戸黄門」 マドンナ、大塚千弘は違和感なく見れる”. zakzak. (2017年10月22日) 2018年11月7日閲覧。
- ^ “相関図”. ドロ刑 -警視庁捜査三課-. 日本テレビ (2018年). 2018年11月7日閲覧。
- ^ “『SUITS/スーツ』最終回!甲斐と大輔、最後の案件に挑む…!”. Muscat. フジテレビ (2018年12月18日). 2019年1月3日閲覧。
- ^ “司馬遼太郎「関ヶ原」映画化追加キャスト発表 東出昌大ら豪華俳優陣がずらり”. 映画.com. (2017年1月18日) 2017年1月18日閲覧。
- ^ “生島翔、1月開始のラジオ番組で「ダンスの臨場感伝えられたら」”. SANSPO.COM. (2013年12月30日) 2015年9月5日閲覧。
- ^ “生島翔、海外のサッポロビールCMに出演 東京五輪ではダンス映像作品を制作中”. サンスポ. (2021年5月25日) 2022年4月4日閲覧。
- ^ “生島翔、東出主演舞台“一人3役”稽古で振付師通訳”. nikkansports.com. (2020年10月13日) 2020年11月22日閲覧。
外部リンク
[編集]- Sho Ikushima Official Website - 生島翔公式サイト
- プロフィール - 生島企画室
- 生島翔 (@shoikushima) - X(旧Twitter)
- 生島翔 (@shoikushima) - Instagram
- 習いに行くぜ!東北へ!
- 三陸国際芸術祭 三陸国際芸術祭 公式ホームページ
- Kesennuma, Voices. 東日本大震災復興特別企画
- 生島翔のBLOG - ウェイバックマシン(2014年2月12日アーカイブ分) 公式ブログ - アメーバブログ