第1回日本女子サッカーリーグ
シーズン | 1989 |
---|---|
優勝 | 清水フットボールクラブ |
得点王 | 周台英(清水)12点 |
1990-91 → |
第1回日本女子サッカーリーグ (JLSL) は、1989年9月から1990年1月にかけて開催された。
概要[編集]
関東から3チーム、東海から2チーム、関西から1チーム、合計6チームによりリーグ戦が行われた。
オープニングマッチは9月9日(土)。国立西が丘サッカー場(東京都)において18時30分からの開会式後、読売サッカークラブ女子・ベレーザと清水フットボールクラブの対戦が行われ、読売が高倉麻子の先制点などにより2-0で勝利した。
その後、開幕で対戦したこの2チームが勝利を重ね、ともに勝ち点17と並んだがゴールディファレンス(得失点差)により清水が初代女王の座を獲得した。
競技方法[編集]
- 開催期間:1989年9月9日‐1990年1月28日
- 試合時間:80分(40分ハーフ)で延長なし
- 順位:1.勝点(勝利2点、引分1点、敗戦0点)
- 2.ゴールディファレンス(得失点差)
- 3.総得点
- 4.総失点(より少ない方)
- 5.直接対決の成績
- 6.順位決定戦: 80分(40分ハーフ)で決着しないときは20分(10分ハーフ)を行い、それでも決まらないときは再延長
参加チーム[編集]
- 読売サッカークラブ女子・ベレーザ:東京都稲城市
- 新光精工FCクレール:東京都小平市(←FC小平)
- 日産FCレディース:神奈川県横浜市(←FCジンナン)
- 清水フットボールクラブ:静岡県清水市
- プリマハムFCくノ一:三重県伊賀町(←伊賀上野くノ一サッカークラブ)
- 田崎真珠神戸フットボールクラブ・レディーズ:兵庫県神戸市(←神戸FCレディース)
成績[編集]
○:勝利 △:引き分け ●:敗戦
順位 | チーム | 清水 | 読売 | 田崎 | 新光 | 日産 | プリマ | 勝点 | 勝 | 分 | 敗 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 清水フットボールクラブ | ---- | ●0-2 ○2-1 | ○4-1 ○4-1 | ○1-0 ○8-0 | △3-3 ○5-0 | ○7-3 ○4-1 | 17 | 8 | 1 | 1 |
2位 | 読売サッカークラブ女子・ベレーザ | ○2-0 ●0-1 | ---- | ○3-0 ○6-1 | ○3-1 ○2-0 | △0-0 ○2-0 | ○4-0 ○4-0 | 17 | 8 | 1 | 1 |
3位 | 田崎真珠神戸フットボールクラブ・レディーズ | ●1-4 ●1-4 | ●0-3 ●1-6 | ---- | △2-2 ●1-2 | ○2-1 ○2-0 | ○2-1 ○1-1 | 8 | 3 | 2 | 5 |
4位 | 新光精工FCクレール | ●0-1 ●0-8 | ●1-3 ●0-2 | △2-2 ○2-1 | ---- | ○1-0 △0-0 | △1-1 △2-2 | 8 | 2 | 4 | 4 |
5位 | 日産FCレディース | △3-3 ●0-5 | △0-0 ●0-2 | ●1-2 ●0-2 | ●0-1 △0-0 | ---- | ○3-1 ○1-0 | 7 | 2 | 3 | 5 |
6位 | プリマハムFCくノ一 | ●3-7 ●1-4 | ●0-4 ●0-4 | ●1-2 △1-1 | △1-1 △2-2 | ●1-3 ●0-1 | ---- | 3 | 0 | 3 | 7 |
個人成績[編集]
- 最優秀選手:半田悦子(清水)
- 最多得点:周台英(清水)12点
- 最多アシスト:半田悦子(清水)
- ベストイレブン
- 敢闘賞:瀬尾智美(田崎真珠)、東明有美(プリマハム)、都築亜紀(清水)
- ヤングプレーヤー賞:永野伴美(清水)、大竹奈美(読売)、山木里恵(日産)、泉美幸(新光精工)