花のまちコンクール
花のまちコンクール (はなのまちコンクール、Entente Florale)は、国際的な園芸の大会。町村部門と市部門とに分けられている。1977年にイギリス=フランスの二カ国で始まったが、現在はアイルランド、ベルギー、オランダ、イタリア、ドイツ、オーストリア、スロベニア、クロアチア、チェコ、ハンガリーなど、ヨーロッパ諸国がこぞって参加する大会となっている。
国内大会を勝ち上がって国の代表となり、本大会へ進むシステムとなっている。
近年の優勝自治体
[編集]フランスでの試み
[編集]フランスでは地方自治体の緑化を推進する目的で、1901年の法令に基づき観光省が組織した『町村園芸会議』(Conseil national des villes et villages fleuris)からスタートした。コンクール初年度はコミューンの参加が600であったが、1972年には5,300、1993年には10,000を越え、2003年には12,000のコミューンが参加した。審査によって優秀とされると、『花のまち』(Ville fleurie または Village fleuri)と書かれ、四つ花から一つ花までの段階を示すプレートが授与される。このプレートを各コミューンは自治体の入り口に貼ることができる。2005年には、2,806のコミューンがこのプレートを手に入れた。
2005年度の花の内訳は以下の通り(数字はコミューンの数)
- 四つ花 - 196
- 三つ花 - 644
- 二つ花 - 885
- 一つ花 - 1,081