若小玉古墳群
若小玉古墳群 | |
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八幡山古墳石室開口部 | |
所在地 | 埼玉県行田市藤原町ほか |
位置 | 北緯36度08分34.3秒 東経139度29分12.6秒 / 北緯36.142861度 東経139.486833度座標: 北緯36度08分34.3秒 東経139度29分12.6秒 / 北緯36.142861度 東経139.486833度 |
規模 | 前方後円墳3基、円墳8基・方墳 |
埋葬施設 | 横穴式石室など |
被葬者 | 不明 |
史跡 | 八幡山古墳・地蔵塚古墳(県指定) |
地図 |
若小玉墳群(わかこだまこふんぐん/わくだまこふんぐん)は、埼玉県行田市にある古墳群である。
概要[編集]
昭和初期までは愛宕山古墳、荒神山古墳など、3基の前方後円墳と、8基の円墳・方墳が存在した。現在、ほとんどの古墳は削平され富士見工業団地になっているが八幡山古墳と地蔵塚古墳が残っている。
特徴として、この地域にあった面積の狭いローム台地の上に、住居跡などと共に密集して築かれていることがある。三宝塚古墳は住居跡の上に築造されていた。
埼玉古墳群の築造が止んだ後に、新興の豪族が築いたと推定されている[1]。
古墳の一覧[編集]
- 全長74メートル。築造年代は6世紀の前半と考えられている。
- 笹塚古墳(ささづかこふん) - 円墳
- 三宝塚古墳(さんぽうづかこふん) - 前方後円墳
- 九仙塚古墳(くせんづかこふん) - 円墳
- 鎧塚古墳(よろいづかこふん) - 円墳
その他無名の古墳が3基
脚注[編集]
- ^ 田代 et al. 2010, pp. 46–47.
- ^ 行田市教育委員会生涯学習部文化財保護課文化財保護担当 (2015年11月2日). “八幡山古墳石室”. 行田市. 2020年7月16日閲覧。
- ^ 和田晴吾ほか 1994, p. 616.
参考図書[編集]
- 和田晴吾ほか『前方後円墳集成 東北・関東編』山川出版社、1994年2月1日、616頁。ISBN 4634500108。
- 田代, 脩、塩野, 博、重田, 正夫、森田, 武『埼玉県の歴史』山川出版社〈県史11〉、2010年11月1日、46頁。ISBN 4634321114。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 埼玉県立さきたま史跡の博物館. “周辺の古墳案内”. 埼玉県. 2020年7月18日閲覧。