諏訪利成
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2008年、ベルリンマラソンでの諏訪 | ||||
選手情報 | ||||
フルネーム | 諏訪 利成 | |||
国籍 | 日本 | |||
種目 | 長距離走・マラソン | |||
所属 | 日清食品 | |||
生年月日 | 1977年1月29日(47歳) | |||
生誕地 | 群馬県伊勢崎市 | |||
身長 | 178cm | |||
体重 | 58kg | |||
自己ベスト | ||||
5000m | 13分51秒96 (2006年) | |||
10000m | 28分15秒45 (1999年) | |||
ハーフマラソン | 1時間02分36秒 (2003年) | |||
マラソン | 2時間07分55秒 (2003年) | |||
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諏訪 利成(すわ としなり、昭和52年(1977年)1月29日 - )は、日本の陸上競技(長距離走・マラソン)元選手・現指導者である。群馬県佐波郡東村(現伊勢崎市)出身。身長178cm、体重58kg。
主な実績に、2004年アテネオリンピック6位入賞、2007年世界陸上大阪大会7位入賞(共に男子マラソン)。
経歴
[編集]- 桐生工業高校在籍時は北関東大会止まりの選手であったが、東海大学進学後に頭角をあらわす。
- 箱根駅伝では東海大学のエースとして、「花の2区」を任され、当時駒澤大学のエース、藤田敦史(富士通、元マラソン日本記録保持者、現駒澤大学駅伝部監督)、順天堂大学のエース、三代直樹(富士通、箱根駅伝2区元区間記録保持者)らと名勝負を演じた。
- 日清食品に入社後、長距離走・マラソンを主に本格的に取り組み始める。
- 2001年4月の長野オリンピック記念長野マラソンが初マラソン、日本男子トップの2位でゴール。
- 2003年12月の福岡国際マラソンにおいては、下馬評の高かった日本記録保持者の高岡寿成を破り、優勝した国近友昭に次ぐ3秒の差で、2時間7分55秒の自己ベストタイム(現在男子マラソン日本歴代9位の記録)で2位に入る。翌2004年8月開催の、アテネオリンピック・男子マラソンには、最後の3番目での代表にすべり込んだ。
- そのアテネ五輪男子マラソン本番では手堅いレースを展開し、メダル獲得はならなかったものの見事6位入賞を果たす健闘を見せる(油谷繁が日本男子最高の5位入賞、国近は42位で入賞ならず)。長く低迷していた男子マラソン界の復興を印象づけた。
- 2006年12月の福岡国際マラソンでは、4位の奥谷亘に次いで5位でゴール。翌2007年3月12日、同年8月開催の世界陸上大阪大会・男子マラソン日本代表に決定された。
- 2007年8月25日の、世界陸上大阪大会男子マラソン本番レースでは大きく期待されたものの、レース前から足の爪を剥がし出血するアクシデントに悩まされ、日本人3番目の7位入賞に留まった(但し男子マラソン団体戦では、世界陸上3大会連続で金メダルを獲得した)。
- 2008年2月17日、第2回東京マラソンに出走したものの、日本人2番手の4位に終わり、2008年8月開催の北京オリンピック・男子マラソン代表選出はならなかった。
- 2011年12月4日、福岡国際マラソンに出場したが、レース前半で早々先頭争いから脱落、2012年8月開催のロンドンオリンピック・男子マラソン代表入りも逃した。
- 2013年4月1日に日清食品選手兼コーチに就任するが、選手としてマラソンを始め公式レースには殆ど出場しなかった。翌2014年3月限りで事実上第一線からの現役を退き、同年4月からはコーチ業に専念した(~2018年)。
- 2019年から、日立物流陸上部コーチに就任した(~2022.4.30)
- 2022年から、上武大学駅伝部の監督に就任した[1]。
エピソード
[編集]2004年限りで伊勢崎市に吸収された東村最初で最後の名誉村民である。
マラソン全成績
[編集]年月 | 大会 | 順位 | 記録 | 備考 |
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2001年2月 | 長野マラソン | 2位 | 2時間16分18秒 | 初マラソン |
2002年3月 | びわ湖毎日マラソン | 4位 | 2時間09分10秒 | . |
2003年3月 | びわ湖毎日マラソン | 10位 | 2時間11分47秒 | . |
2003年12月 | 福岡国際マラソン | 2位 | 2時間07分55秒 | 自己最高記録 |
2004年8月 | アテネオリンピック | 6位 | 2時間13分24秒 | 五輪6位入賞 |
2005年4月 | ロンドンマラソン | 7位 | 2時間10分23秒 | . |
2006年12月 | 福岡国際マラソン | 5位 | 2時間08分52秒 | . |
2007年8月 | 世界陸上大阪大会 | 7位 | 2時間18分35秒 | 団体戦では日本代表で金メダル獲得 |
2008年2月 | 東京マラソン2008 | 4位 | 2時間09分16秒 | . |
2008年9月 | ベルリンマラソン | 8位 | 2時間13分04秒 | . |
2009年8月 | 北海道マラソン | 16位 | 2時間17分04秒 | . |
2010年2月 | 別府大分毎日マラソン | 10位 | 2時間13分16秒 | . |
2010年12月 | 福岡国際マラソン | 13位 | 2時間19分35秒 | . |
2011年12月 | 福岡国際マラソン | 15位 | 2時間19分13秒 | 現時点で現役最後のマラソン |
活動
[編集]- 諏訪利成のフォーム改造講座(ランニングマガジン・クリール)
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 日清食品グループ陸上競技部 プロフィール 諏訪利成
- 諏訪利成 - 日本陸上競技連盟の選手名鑑
- 諏訪利成 - Olympedia
- TBS「世界陸上大阪」最後に笑うイケメン 諏訪利成
- アディダス ランニング共和国 諏訪利成 - ウェイバックマシン(2011年2月4日アーカイブ分)
- 諏訪利成(日清食品) びわ湖の悔しさ、原動力に
- 2013年度体制のお知らせ(日清食品グループ陸上競技部 ブログ・2013年4月1日付)