辻裕教
つじ ひろゆき 辻 裕教 | |
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仙台高等検察庁検事長就任時に公開された肖像写真 | |
生誕 | 1961年10月4日(63歳) 大阪府 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 東京大学法学部 |
職業 | 検察官 法務官僚 |
著名な実績 | 法務事務次官 |
辻 裕教(つじ ひろゆき、1961年10月4日 - )は、日本の検察官、法務官僚。法務事務次官等を経て、仙台高等検察庁検事長。
人物・来歴
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人物
[編集]法務省大臣官房長や刑事局長、法務事務次官を経て、2021年より現職。
2023年6月、東京高等検察庁の黒川弘務元検事長の定年延長問題で、大阪地方裁判所は、当時法務次官を務めていた辻を証人尋問する事に決まった。現職検事長が証人尋問を受けるのは異例であったが[1]、7月11日付で辞職[2]。
経歴
[編集]- 1961年 - 大阪府出身
- 1980年 - 灘高等学校卒業[3]
- 1984年 - 東京大学法学部第2類(公法コース)卒業[3]
- 1984年 - 司法修習生(38期)
- 1986年 - 検事任官、横浜地方検察庁検事
- 1987年 - 盛岡地方検察庁検事
- 1988年 - 法務省刑事局付
- 1990年 - 福岡地方検察庁検事
- 1992年 - 名古屋地方検察庁検事
- 1994年 - 法務省刑事局付
- 1999年 - 甲府地方検察庁三席検事
- 2001年 - 法務省刑事局付・内閣司法制度改革推進準備室参事官
- 2005年 - 法務省刑事局付
- 2006年 - 法務省刑事局参事官
- 2008年 - 法務省刑事局刑事法制管理官
- 2011年 - 法務省刑事局総務課長
- 2011年 - 法務省大臣官房人事課長
- 2013年 - 松江地方検察庁検事正兼広島高等検察庁松江支部長
- 2014年 - 法務省大臣官房付
- 2015年 - 法務省大臣官房審議官
- 2016年 - 法務省大臣官房長
- 2018年 - 法務省刑事局長[4]
- 2019年 - 法務事務次官[5]
- 2021年 - 仙台高等検察庁検事長[6]
- 2023年 - 辞職
著書・論文
[編集]- 「裁判員法/刑事訴訟法 司法制度改革概説(6)」商事法務、2005年7月、ISBN 978-4785712433。
- 「刑事訴訟法等の一部を改正する法律の制定経緯等について」「警察学論集」69巻8号(2016年8月号)、立花書房、2016年。
- 「法制審議会、新時代の刑事司法制度特別部会の審議経過について」「井上正仁先生古希祝賀論文集」酒巻匡、大澤裕、川出敏裕編著、有斐閣、2019年3月、ISBN 978-4-641-13931-2。
脚注
[編集]注釈・出典
[編集]- ^ “元法務事務次官の辻検事長を尋問へ 検察官の定年延長巡る訴訟で:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2023年6月16日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “辻仙台高検検事長 11日付で辞職へ | 全国のニュース”. 福井新聞D刊. 2024年9月11日閲覧。
- ^ a b 『東大人名録,第1部』1992年発行、36ページ
- ^ “名古屋高検検事長、林氏を起用”. 日本経済新聞 (2017年12月26日). 2019年9月5日閲覧。
- ^ “東京高検検事長に黒川氏 法務次官は辻氏”. 日本経済新聞 (2019年1月8日). 2019年9月5日閲覧。
- ^ “■名古屋高検検事長に大場氏”. 日本経済新聞 (2021年8月28日). 2021年8月28日閲覧。
外部リンク
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