野里駅
野里駅 | |
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駅舎(2007年8月) | |
のざと Nozato | |
◄京口 (2.6 km) (1.7 km) 砥堀► | |
所在地 | 兵庫県姫路市西中島286-1[1] |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■播但線 |
キロ程 | 4.3 km(姫路起点) |
電報略号 | ノサ |
駅構造 | 高架駅[1] |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- | 1,760人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1894年(明治27年)7月26日[1][2] |
備考 | 業務委託駅[1] みどりの窓口 有 |
野里駅(のざとえき)は、兵庫県姫路市西中島にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)播但線の駅である[1]。
歴史
[編集]年表
[編集]- 1894年(明治27年)7月26日:播但鉄道の駅として姫路駅 - 寺前駅間開通時に開設[1][2]。旅客・貨物取扱開始[2]。
- 1903年(明治36年)6月1日:播但鉄道が山陽鉄道に営業譲渡。山陽鉄道の駅となる。
- 1906年(明治39年)12月1日:山陽鉄道国有化、国鉄の駅となる[2]。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定、播但線所属となる。
- 1964年(昭和39年)10月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1972年(昭和47年)2月1日:荷物扱い廃止[3]、無人駅化[4]。
- 1984年(昭和59年)10月1日:北へ400 m移転、高架駅化[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2]。
- 2003年(平成15年)8月8日:みどりの窓口営業開始[5]。
- 2007年(平成19年)8月1日:窓口営業時間変更。2時間余延長され6時55分 - 21時(変更前 - 18時45分)となる。
- 2016年(平成28年)3月26日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[6]。ICカード専用簡易改札機で対応。
- 2021年(令和3年)7月1日:JR西日本福知山メンテックからJR西日本交通サービスに再移管された。
- 2022年(令和4年)
駅名の由来
[編集]野里の一帯は『播磨国風土記』においては「大野の里」と呼ばれていた。この頭の「大」が取れて「野里」となったと言う[7]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する、列車交換可能な高架駅[1]。配線は1線スルー化されておらずY字分岐となっているため、停車ホームは方向別で分けられている。
自動改札機は無く、代わりにICカード専用簡易改札機が設置されている。
豊岡駅管理の業務委託駅。朝晩を除き駅員が配置されている。駅業務は、2005年(平成17年)4月1日より、直営から業務委託となった。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 播但線 | 上り | 姫路方面[8] |
2 | 下り | 寺前・和田山方面[8] |
利用状況
[編集]年度 | 1日平均 乗車人員[9] |
---|---|
1996年 | 1,549 |
1997年 | 1,560 |
1998年 | 1,541 |
1999年 | 1,501 |
2000年 | 1,516 |
2001年 | 1,519 |
2002年 | 1,508 |
2003年 | 1,535 |
2004年 | 1,568 |
2005年 | 1,592 |
2006年 | 1,634 |
2007年 | 1,665 |
2008年 | 1,724 |
2009年 | 1,675 |
2010年 | 1,663 |
2011年 | 1,694 |
2012年 | 1,703 |
2013年 | 1,825 |
2014年 | 1,823 |
2015年 | 1,858 |
2016年 | 1,851 |
2019年 | 1,955 |
2020年 | 1,637 |
2021年 | 1,760 |
駅周辺
[編集]「野里」と言う地名の指す範囲は広く姫路城から北北東方向を指す。但し当駅は野里南端に当たる姫路市立野里小学校区では無くその北側、姫路市立増位小学校校区に位置する。地平時代の当駅はその北の外れ、現在地より400 m程南側に位置した。後に現在地西方の東洋紡績工場跡地が再開発され「花北」と通称される一帯となり、高架化に際して花北東側に当たる現在地に移転した。2015年(平成27年)3月に改定した「姫路市都市計画マスタープラン」[10]において、当駅周辺は「主核」たる姫路駅に対する、姫路市北部地域における「副核」として位置付けられている。
- 姫路西中島郵便局
- 播州信用金庫保城支店
- ミラキタシティ姫路
- 姫路市立図書館花北分館(2019年4月13日リニューアルオープン)
- 花の北市民広場
- 姫路市花の北サービスセンター
- 姫路競馬場[1]
- 陸上自衛隊姫路駐屯地[1]
- 広峰山・広峯神社[1]
- 増位山・随願寺
- 国道312号
バス路線
[編集]最寄りのバス停は「野里駅前」停留所である。
停留所名[11] | 運行事業者 | 路線名・系統・行先 |
---|---|---|
野里駅前 | 神姫バス |
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隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 兵庫県統計書、姫路市統計要覧共に2020年度より播但線は非公表
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、150頁。ISBN 9784343006028。全国書誌番号:22012275。
- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、246頁。ISBN 978-4-533-02980-6。全国書誌番号:99032190。
- ^ “日本国有鉄道公示第550号”. 官報. (1972年2月1日)
- ^ 「通報 ●播但線京口駅ほか1駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1972年2月1日、4面。
- ^ 播但線“野里駅”に みどりの窓口がオープン
- ^ 『平成28年春ダイヤ改正について』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2015年12月18日 。2016年3月26日閲覧。
- ^ 播磨地名研究会『新・姫路の町名』神戸新聞総合出版センター、2007年、153-154頁。ISBN 978-4-343-00444-4。
- ^ a b “野里駅|時刻表:JRおでかけネット”. JRおでかけネット. 西日本旅客鉄道. 2023年2月4日閲覧。
- ^ 兵庫県統計書
- ^ “姫路市都市計画マスタープランの公表”. 姫路市 (2015年6月24日). 2024年4月21日閲覧。
- ^ “姫路北部 運行系統図 神姫バス” (PDF). 神姫バス. 2024年4月21日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 野里駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道