高島正憲
高島 正憲(たかしま まさのり、1974年 - )は、日本の経済学者。関西学院大学経済学部准教授。研究分野は経済史学および日本の超長期の経済成長の分析[1]。
経歴
[編集]大阪府生まれ[2]。1997年立命館大学文学部史学科日本史学専攻卒業、近鉄百貨店入社。2000年箕面市役所入庁。2002年大阪市立大学大学院文学研究科日本史学専攻前期博士課程修了、文学修士。2006年大阪大学大学院文学研究科日本史学専攻後期博士課程中退。2008年一橋大学経済研究所グローバルCOEプログラム「社会科学の高度統計・実証分析拠点構築」COE研究員。2014年一橋大学大学院経済学研究科経済史・地域経済専攻博士課程単位取得退学[3][4][5]。2016年、博士(経済学)(一橋大学)の学位を取得[6]。
2017年日本学術振興会特別研究員。2019年関西学院大学経済学部専任講師[7]。2021年関西学院大学経済学部准教授[8]。
受賞
[編集]- 2017年 地域農林経済学会 学会誌賞[9]
- 2018年 第61回日経・経済図書文化賞 『経済成長の日本史:古代から近世の超長期GDP推計 730-1874』に対して[10]。
- 2019年 Economic History Association, Larry Neal prize 2019[11]論文"Explorations in Economic History, Japan and the great divergence, 730-1874"(Jean-Pascal Bassino, Stephen Broadberry, Kyoji Fukao, Bishnupriya Gupta, Masanori Takashima 著)に対して。
著書
[編集]- 『経済成長の日本史―古代から近世の超長期GDP推計730‐1874』名古屋大学出版会(2017)
- 『賃金の日本史―仕事と暮らしの一五〇〇年(歴史文化ライブラリー)』吉川弘文館(2023)ISBN 9784642059756
脚注
[編集]- ^ 高島正憲 researchmap 2019年11月23日閲覧
- ^ 「ジャンル 日本の歴史と文化中野校 経済成長の日本史 超長期GDPの推計からみる前近代日本の経済のあゆみ」早稲田大学
- ^ 「高島 正憲(たかし」一橋大学
- ^ 経済成長の日本史―古代から近世の超長期GDP推計730‐1874紀伊國屋書店
- ^ 「高島 正憲(たかしま まさのり) 2011 年度 COE フェロー」一橋大学
- ^ 「基本情報」関西学院大学
- ^ 高島 正憲researchmap
- ^ 高島 正憲 Takashima MasanoriORCIDORCID連携する *注記 研究者番号 70816511
- ^ 受賞一覧
- ^ 日経・経済図書文化賞受賞図書一覧
- ^ 一橋大学社会科学高等研究院グローバル経済研究センター