高橋直樹 (作家)
高橋 直樹 | |
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誕生 | 1960年3月22日 東京都 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
ジャンル | 歴史小説 |
主な受賞歴 | オール讀物新人賞(1992年) 中山義秀文学賞(1997年) |
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高橋 直樹(たかはし なおき、1960年3月22日 - )は、日本の小説家。
来歴
[編集]東京都出身。國學院大學文学部卒業。髙橋 直樹名義[注 1]もある。
受賞歴
[編集]- 1992年 「尼子悲話」で第72回オール讀物新人賞を受賞[1]。
- 1994年 「悲刃」で第1回松本清張賞候補[2]。
- 同年 作品集「闇の松明」で第8回山本周五郎賞候補[3]。
- 1995年 「異形の寵児」で第114回直木賞候補[4]。
- 1997年 「鎌倉擾乱」で第5回中山義秀文学賞を受賞[5]。
作品一覧
[編集]- 闇の松明 (文藝春秋) 1994.7 のち文庫 - 「尼子悲話」「闇の松明」「悲刃」「闇に奔る」収録
- 最後の総領・松平次郎三郎 (講談社) 1995.2 『若獅子家康』文庫
- 亀田大隅 最後の戦国武将 (講談社) 1995.10
- 黒い風雲児 (新人物往来社) 1996.4 『宇喜多直家』(学陽書房〈学陽書房人物文庫〉)
- 鎌倉擾乱 (文藝春秋) 1996.7 のち文庫 - 「非命に斃る」「異形の寵児」「北条高時の最期」収録
- 日輪を狙う者 (中央公論社) 1996.8 のち文庫
- 戦国啾啾 (新人物往来社) 1996.11 - 「雲の宴」「死に際」「織田七兵衛」「約束」「池鯉鮒の刃傷」収録
- 天魔信長 (講談社) 1997.4
- 山中鹿之介 (文藝春秋) 1997.11 のち文庫
- 鬼哭死譚 (中央公論社) 1998.4 - 「一番槍」「狂女」「最後のはぐれ山賊」「命懸け」収録
- 大友二階崩れ (文藝春秋) 1998.8 『戦国繚乱』文庫 - 「城井一族の殉節」「大友二階崩れ」「不識庵謙信の影」収録
- 虚空伝説 (講談社) 1998.12 『虚空伝説 餓鬼草子の章』(祥伝社)〈Non novel〉 『虚空伝説 餓鬼草子の剣』(祥伝社文庫)
- 絹の筵旗 爆裂・正義なき上州一揆 (祥伝社) 1999.7
- 虚空伝説 屍黒篇 (実業之日本社) 1999.11
- 虚空伝説 童鬼の章 (祥伝社) 2000.9 〈Non novel〉 『童鬼の剣 虚空伝説』文庫
- 野獣めざむる 2000.11 (祥伝社文庫)
- 異形武夫 (新潮社) 2001.4 - 「葛の楠木」「われ、白鳥の皇子とならん」「悪名」収録
- 湖賊の風 (講談社) 2001.8 のち文庫
- 虚空伝説 青般若の章 (祥伝社) 2001.11 〈Non novel〉 『鬼愁の剣 虚空伝説』文庫
- 裏返しお旦那博徒 (文藝春秋) 2001.12
- 平将門 射止めよ、武者の天下 (角川春樹事務所) 2002.11 『平将門 - 黎明の武者(つわもの)』文庫
- 霊鬼頼朝 (文藝春秋) 2004.10 のち文庫 - 「無明の将軍」「平家の封印」「奥羽の風塵」「源太の産衣」収録
- 天皇の刺客 (文藝春秋) 2006.4 『曾我兄弟の密命 天皇の刺客』文庫
- 悪党重源 中世を創った男 (文藝春秋) 2010.10
- 小説 平清盛 (潮出版社) 2011.11
- 源氏の流儀 源義朝伝 (文春文庫) 2012.3
- 軍師 黒田官兵衛 (潮出版社) 2013.11
- 真田幸村と後藤又兵衛 (PHP文庫) 2014.12
- 五代友厚 蒼海を越えた異端児 (潮文庫) 2015.9
- 直虎 乱世に咲いた紅き花(潮文庫) 2016.11
- 駿風の人(潮文庫) 2019.6
- 西郷隆盛 荒天に立つ山の如く(潮文庫) 2019.6
- 北条義時 我、鎌倉にて天運を待つ(潮文庫) 2021.12
- 倭寇 わが天地は外海にあり(潮文庫) 2024.1
- 蔦屋重三郎 浮世を穿つ「眼」をもつ男(潮文庫) 2024.11
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 「髙」が「はしご高」。
出典
[編集]- ^ “オール讀物新人賞受賞作・候補作一覧1-100回”. 文学賞の世界. 2020年11月9日閲覧。
- ^ “松本清張賞受賞作・候補作一覧1-27回”. 文学賞の世界. 2020年11月9日閲覧。
- ^ “山本周五郎賞受賞作・候補作一覧1-33回”. 直木賞のすべて. 2020年11月9日閲覧。
- ^ “直木賞-受賞作候補作一覧101-120回”. 直木賞のすべて. 2020年11月9日閲覧。
- ^ “中山義秀文学賞受賞作・候補作一覧1-26回”. 文学賞の世界. 2020年11月9日閲覧。