Idemitsu Art Award
Idemitsu Art Award(いでみつアートアワード)は、出光興産が主催する平面作品の公募展。経営統合した昭和シェル石油のシェル美術賞(シェルびじゅつしょう)を引き継ぎ改称したものである。本記事では前身となる公募展を含めて記述する。
平面作品の新しい可能性、表現を担う若手作家を発掘することを目的として1956年(昭和31年)にシェル美術賞 (初代)として発足。現代的な表現の作品が高い評価を得るとされる。1981年(昭和56年)で一旦応募停止するものの、昭和シェル現代美術賞(1996年(平成8年) - 2001年(平成13年))を経て、2003年(平成15年)にシェル美術賞 (2代)として再開した。2019年(平成31年)4月の経営統合以後も名称が改称されていなかったが、2022年(令和4年)4月1日より現名称に改称され[1]、現在に至る。
主な受賞者・入選者
[編集]- 田中岑(1956年 2等)
- 斎藤寿一(1959年 版画賞)
- 小野木学(1959年 2等)
- 上村次敏(1959年 3等)
- 赤瀬川原平(1962年 3等)
- 清水晃(1963年 1等)
- 高松次郎(1965年 1等)
- 篠原有司男(1965年 3等)
- 菅木志雄(1967年 1等)
- 青山亘幹(1971年 1等)
- 相笠昌義(1971年 3等)