Rugby X
Rugby X | |
---|---|
統括団体 | ワールドラグビー |
通称 | X, Rugby X |
特徴 | |
身体接触 | フルコンタクト |
選手数 | 5人 |
男女混合 | 男女別 |
カテゴリ | チームスポーツ、屋内、ラグビーユニオンの変種 |
Rugby Xは、ラグビーユニオン、より正確にはラグビーセブンズの変種であり、1チームは5人の選手(典型的には3人のフォワードと2人のバックス)からなる。試合時間はかなり短く、大抵はハーフタイム休憩なしで10分間である。
試合は、よりスピードとアクションを備えたラグビーセブンズの変種としてベン・ライアンによって考案され、2019年10月29日にO2アリーナ(ロンドン)6チームによる国際大会として初めて始まった。
ルール(規則の変動)はラグビーセブンズ (以下、セブンズ) と似ており、ワールドラグビーによって承認されている[1]。
規則
[編集]試合はテンポの速いセブンズとなることが意図されているが、7人制とは対照的に、その規則はラグビーユニオンの古典的ルールとは大きく異なっている[1]。
- ピッチはセブンズの半分のサイズ。55×32 [m]と5メートル (m)のランオフ。
- 各サイド5人の選手と7人の控え選手。控え選手はトライ後のブレーク時にピッチに入ることができる。
- 得点はトライによる5点のみ。コンバージョン・ドロップゴール・ペナルティ (PG/PT) はない。
- キックオフは5メートル (m) ラインからのタップスタートに置き換えられ、相手チームは10 m (テン・メーター) 下がる。
- チップキックは許されるが、ボックスキックは反則。キックが高さ10メートルを超えると、レフリーはボール追跡システムを使ったリアルタイム通知を受け取る。
- ラインアウトは控え選手によるクイックスローに置き換えられる。
- スクラムは各チーム3人が参加し、プッシング(押すこと)とフッキング(ボールを足で掻き込むこと)は反則。
- 引き分けの試合は、5メートル (m) ライン上の1人の守備選手および、ゴールから30 m離れた位置のボールを持った1人の攻撃選手による「ワン・オン・ワン」で決着をつける。攻撃側は10秒以内に得点しなければならない。サドンデス形式ペナルティ・シュートアウトのように行われる。Aチームが得点したとすると、Bチームが次に得点できなければAチームの勝ちとなる。
歴史
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
本プロジェクトは当初、フィジー代表のコーチとしてオリンピックで金メダルを獲得したベン・ライアンによって、ワールドラグビーとRFUの協力を得て始められた。
大会
[編集]Rugby Xロンドン大会(O2アリーナ)
[編集]女子トーナメントはイングランド、男子トーナメントはアルゼンチンが優勝した。
出典
[編集]- ^ a b “RugbyX rules”. RugbyX. 2019年12月7日閲覧。
外部リンク
[編集]- Rugby X official website
- Rugby X on the olympic channel
- Rugby X official youtube channel
- Godwin, Hugh (23 May 2019). “RugbyX: The exciting new 5-a-side format hoping to be rugby's answer to T20 cricket”. i-news
- Willacy, Gavin (4 November 2019). “Rugby X is neither league nor union, but it might just catch on”. The Guardian