SBプレイヤーズ
種類 | 子会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 | 日本 〒104-0031 東京都中央区京橋二丁目2番1号 京橋エドグラン13階 |
設立 | 2005年10月3日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 2010401059203 |
代表者 | 藤井宏明(代表取締役社長) |
資本金 | 5億7,500万円 |
売上高 | 90億6,800万円 (2024年3月期)[1] |
営業利益 | 61億7,700万円 (2024年3月期)[1] |
経常利益 | 62億6,000万円 (2024年3月期)[1] |
純利益 | 49億8,300万円 (2024年3月期)[1] |
純資産 | 69億8,500万円 (2024年3月期)[1] |
総資産 | 171億8,900万円 (2024年3月期)[1] |
従業員数 | 345名 |
所有者 | ソフトバンク(100%) |
主要子会社 | オッズ・パーク(100%) さとふる(100%) |
外部リンク | www.softbankplayers.co.jp |
SBプレイヤーズ株式会社は東京都中央区に本社を置く日本の会社。ソフトバンクの子会社である。行政・地方公共団体向けソリューション、運営、管理サービスを提供している。
概要
[編集]インターネットレジャーサービス事業を行う会社として設立された。子会社のオッズパーク株式会社は、日本レーシングサービスの在宅投票システム「D-net」事業を新設分割して設立され、同日ソフトバンク・プレイヤーズが買い取り子会社化したものである[2][3]。グループ会社のヤフーやTVバンクと連携し、オッズパークを通じて地方競馬・競輪・オートレースに関する投票券のインターネット販売の拡大を推進している。また、子会社のさとふるは、ふるさと納税の運営に必要となる企画と関連業務を一括して代行するサービスの提供や、ふるさと納税サイト「さとふる」を企画・運営している。
ばんえい競馬の支援
[編集]ばんえい競馬は4市共同で運営されてきたが、2006年に旭川市・北見市・岩見沢市が撤退を表明すると廃止の危機に陥った。残る帯広市単独では運営が難しいため、馬券販売で繋がりのあるソフトバンクへ支援を打診した結果、ソフトバンク・プレイヤーズが受託して運営することになった[4]。これにより、ばんえい競馬を運営をしてきた北海道市営競馬組合は解散し、オッズパーク・ばんえい・マネジメント(OPBM)に業務が引き継がれた。ところが馬券売り上げが減少する中で、2012年には累積赤字1億8,000万円となり、委託料の固定化(赤字補填)を求めるOPBMと帯広市で交渉が決裂し支援は打ち切られた。
その後、OPBM従業員は新たな委託先である旭川電気軌道の関連会社コンピューター・ビジネスへ引き継がれ[5][6]、帯広市が増収策や負担軽減策で収支改善を主導および委託料の固定化を実施した結果[7][8]、2014年度現在2期連続の黒字となっている[9]。詳しくは「ばんえい競馬存廃についての動き」を参照。
沿革
[編集]- 1989年10月2日 - 日本レーシングサービス設立。
- 1998年10月 - 日本レーシングサービスが電話投票(ARS方式、PAT方式)の運用開始。
- 2002年11月 - 日本レーシングサービスがインターネット投票の運用開始。
- 2005年
- 2006年
- 2007年2月1日 - ばんえい競馬事業の受託会社として、オッズパーク・ばんえい・マネジメント(OPBM)設立[15]。
- 2010年
- 2011年
- 2012年
- 2013年
- 2014年
- 2015年5月18日 - オッズパークが子会社たびりずむを設立[24]。
- 2017年5月 - 東京都中央区京橋に本社を移転[25]。
- 2019年4月 - SBプレイヤーズが株式会社がたねまき、株式会社たねまき常総を設立。
- 2021年5月 - SBプレイヤーズがアイピーロジックグループの株式を取得し子会社化。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f SBプレイヤーズ株式会社 第19期決算公告
- ^ “インターネットを通じ、地方競馬活性化に貢献を”. ソフトバンクニュース経営陣ファイル (2007年2月23日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “ソフトバンクグループが地方競馬の馬券をネット発売、来春サイト開設”. インプレス (2005年12月27日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “ソフトバンクの支援で「ばんえい競馬」存続へ”. ITmedia (2006年12月14日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “ばんえい競馬、運営委託先を旭川のIT企業に 帯広市方針”. 日経新聞社 (2012年2月18日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “ばんえい競馬運営 旭川の会社へ”. 十勝毎日新聞社 (2012年1月25日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “ばんえい会計14年度1600万黒字予測”. 十勝毎日新聞社 (2012年2月18日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “ばんえい競馬 運営転換 帯広”. 朝日新聞社 (2014年2月10日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “実質黒字2億6000万円 14年度ばんえい競馬”. 十勝毎日新聞 (2015年6月2日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “ソフトバンク、岩手競馬と提携 馬券をネットで全国販売”. ITmedia (2005年9月6日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “ソフトバンクグループが勝馬投票券のインターネット発売を開始~インターネット発売の強化によって、地方競馬の活性化を目指す~”. ソフトバンク・プレイヤーズ (2015年12月25日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “ソフトバンク、地方競馬の馬券ネット購入で新会社”. ITmedia (2005年12月27日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “『Yahoo!スポーツ 地方競馬』がスタート”. 地方競馬情報サイト (2006年8月31日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “帯広市が「ばんえい競馬」単独開催方針決定”. 地方競馬情報サイト (2006年12月14日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “「ばんえい競馬」関連業務の受託会社、オッズパーク・ばんえい・マネジメント株式会社の設立について”. 地方競馬情報サイト (2007年1月29日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “「OddsPark LOTO」開始について”. オッズパークお知らせ (2010年1月8日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “ソフトバンクグループが競輪勝者投票券のインターネット販売を開始”. SBプレイヤーズニュース (2010年7月29日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “最高6億円!オート「重勝式」4・1から発売”. スポニチアネックス (2011年3月1日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “ソフトバンクグループで競輪「勝者投票券」の販売拡張!”. SBプレイヤーズニュース (2011年8月25日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “佐賀競馬で初の「7重勝馬券」”. 東スポ (2012年5月10日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “オートレース通常賭式発売開始!”. オッズパーク (2013年4月19日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “子会社の社名変更に関するお知らせ”. ソフトバンクプレスリリース (2013年5月24日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を2014年秋に開設~自治体からの申し込み受け付けを開始~”. SBプレイヤーズニュース (2014年8月22日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “株式会社たびりずむの設立、および旅行事業開始に関するお知らせ”. SBプレイヤーズニュース (2015年7月27日). 2015年10月10日閲覧。
- ^ “本社移転のお知らせ”. SBプレイヤーズニュース (2017年5月8日). 2022年7月15日閲覧。