Webアニメ

Webアニメ（ウェブアニメ）とは、インターネット環境での公開を前提に制作されたアニメ作品を指す。日本国外ではOVA（オリジナル・ビデオ・アニメーション）になぞらえて「Original Net Anime」(ONA) と呼ばれることがある^[1]。

なお、「既存のテレビアニメのストリーミング配信やPV配信」は当項の対象としては扱わない。

インターネットの普及とPCを用いたアニメーション制作ツールの高機能化に合わせて、個人ならびに少数で制作した2D・3Dアニメ作品をインターネットで公開することが容易となり、自主制作アニメ^[2]などクリエイターの作品発表の場として活用された。インターネット普及当初は回線速度が非常に遅かったため、GIFアニメによるショートアニメやループアニメ、2000年代前半頃にはAdobe FlashやShockwaveを用いたアニメなど、ファイルサイズが小さいものが好まれた。商業アニメにおいてもいくつかの取り組みが見られた。

その後、2000年代中盤からADSLや光ファイバー回線網の普及など、大容量のデータを取り扱えるブロードバンド環境の整備が進み、テレビ放送並みの放映品質での配信も可能となったことから、商業アニメの公開も盛んになった。ゲーム機やスマートフォンも視聴環境に加わった。

変わった例では『ヤッターマン（2作目）』の番組スポンサーである東芝が自社製品の宣伝を兼ねたwebアニメサイトを開設している。

この節には内容がありません。 加筆して下さる協力者を求めています。 (2012年5月)

本項目は日本国内向けの初展開媒体がWebアニメであった法人製作のアニメーション作品を記述する。

• 備考欄がブルー - 後にTV放映（地上波・衛星）された作品