アイプチ
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アイプチ(eye putti)は、イミュより発売されているまぶたを一重から人工的に二重にするための化粧品である。
俗に二重まぶたを形成するための商品全般をアイプチと呼ぶがイミュの親会社であるピアスが商標権[1][注釈 1]を持っているため、他のブランドの商品は「ふたえのり」などと呼ばれる。
概要[編集]
1967年(昭和42年)発売[3]。糊状の液体をまぶたの皮膚に塗り、二重のヒダができるように貼り合せて二重まぶたを形成する。
他には、リキッドを二重の幅に塗り、その部分に膜を形成することで、二重のヒダをおり込ませるという、非接着式のアイプチや、類似品にアイテープがある。使用をやめると元の一重に戻るのが通例であるが、使用を続けると二重になる人もいる。 日本では20代女性をメインに小学生から50代女性まで幅広く使用されているが[4]、最近では男性の使用もかなり広まっている。
ただし、アイプチをした上からでは皮膜にパウダーなどがのりにくいためメイクをしにくいというデメリットもある。
長時間、あるいは繰り返し使用すると肌の荒れや炎症を起こすこともある。まぶたに負担がかかり、皮がのびたり、跡が残ったりすることがあるので、注意が必要である。
アイプチやアイテープを毎日使用すると次第に皮膚が伸びてたるみが増え、場合によってはかぶれにより皮膚がかたくなることもあり、早めに二重埋没法を検討した方が良い場合もある[5]。
関連項目[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ a b “登録番号:第6232620号 出願番号:商願2019-152169 "アイプチ" ピアス株式会社”. 特許情報プラットフォーム(J-PlatPat). 2021年11月8日閲覧。
- ^ “登録番号:第4379167号 出願番号:商願平11-048699 "eye putti\アイプチ" ピアス株式会社”. 特許情報プラットフォーム(J-PlatPat). 2021年11月8日閲覧。
- ^ “Concept”. Eyeputti(アイプチ®). イミュ株式会社. 2021年11月8日閲覧。
- ^ “イミュ / まぶたに貼り付けない二重まぶた形成化粧品を月間3万個販売するなど好調”. 健康美容EXPO. 全研本社株式会社 (2006年12月7日). 2010年2月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月8日閲覧。
- ^ “切らない二重術(二重埋没法) | 浦和駅から徒歩1分の美容医院 | OZI SKIN CLINIC”. www.ozi-skin.com. 2021年11月25日閲覧。