ジクロロ銅(I)酸 ウィキペディアから無料の百科事典 ジクロロ銅(I)酸は、化学式がH[CuCl2]で表される物質である。 性質[編集] 水溶液中でイオン(H3O++[CuCl2-])としてのみ存在し、固体として得ることはできない。 合成[編集] 酸化銅(I)などの固体に濃塩酸を作用させると得られる。 Cu 2 O + 4 HCl ⟶ 2 H [ CuCl 2 ] + 2 H 2 O {\displaystyle {\ce {Cu2O\ + 4HCl -> 2H[CuCl2]\ + 2H2O}}} また、塩化銅(I)の固体に濃塩酸を作用させても得られる。 CuCl + HCl ⟶ H [ CuCl 2 ] {\displaystyle {\ce {CuCl\ + HCl -> H[CuCl2]}}} この反応は平衡反応であり、この水溶液を大量の水で薄めると平衡が左に進んで塩化銅(I)が沈殿する。 塩[編集] ジクロロ銅(I)酸ナトリウム ジクロロ銅(I)酸カリウム ジクロロ銅(I)酸リチウム 表話編歴銅の化合物二元化合物 CuBr CuBr2 CuC2 Cu2C2 CuCl CuCl2 CuF CuF2 CuH CuI CuI2 CuN3 Cu(N3)2 CuO CuO2 Cu2O Cu3P CuP2 CuS Cu2S 三元化合物 Cu3(AsO4)2 Cu(BF4)2 Cu(ClO3)2 Cu(ClO4)2 CuCN Cu(CN)2 CuCrO4 Cu(IO3)2 Cu(IO4)2 Cu(NO3)2 CuOH Cu(OH)2 Cu3(PO4)2 CuSO4 Cu2SO4 四元・五元化合物 CuCH3COO Cu(CH3COO)2 CuCO3•Cu(OH)2 CuSCN Cu(SCN)2 カテゴリ この項目は、化学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:化学/Portal:化学)。表示編集