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ファリアン (Pharien) はアーサー王物語に登場する騎士の一人。中世フランス語散文「聖杯物語群」の中核を占める『ランスロ本伝』によると、ファリアンは大陸にあったゴーヌ国のボオール王に仕えていたが、殺人を犯し王から財産を没収される(ボオール王は、ランスロの父バン王の兄弟にあたる)。その後ファリアンは、ボオール王の仇敵だったクローダス王(英語版)に家令として仕える。それでもボオール王が亡くなると、ファリアンは王の2人息子リヨネルとボオール(ランスロの従弟たち)をひそかに育てる。
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参考文献[編集]
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関連書籍[編集]
- 渡邉浩司「新旧の主君へ尽くすべき忠節 - 『ランスロ本伝』の描く騎士ファリアン像」、『英雄詩とは何か』(中央大学出版部、2011年)pp.209-236.
- 渡邉浩司「流布本『メルラン続編』の写本伝承をめぐる考察-騎士ファリアンの戦死と生存」、『チョーサーと中世を眺めて』(麻生出版、2014年)pp.367-383.
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関連項目 | |
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