南京応天府 (北宋) ウィキペディアから無料の百科事典 南京応天府(なんけいおうてんふ)は、宋代の府。正都東京開封府の陪都とされている。現在の河南省商丘市一帯に設置された。明代の都の南京応天府(現在の江蘇省南京市)とは異なる。 歴史[編集] 商丘には、周代から戦国時代にかけては宋の国都が置かれ、隋・唐代には宋州が設置された。南宋の初代皇帝となった高宗はこの地で即位した[1]。後に臨安に移り、臨時政府の所在地とした[2]。 脚注[編集] [脚注の使い方] 注釈[編集] 出典[編集] ^ 宮澤・杉山(1998)pp.206-208 ^ 宮脇(2018)pp.62-64 参考文献[編集] 尾形勇・岸本美緒 編『中国史』山川出版社〈新版 世界各国史3〉、1998年6月。ISBN 978-4-634-41330-6。 宮澤知之、杉山正明 著「第4章 東アジア世界の変容」、尾形・岸本 編『中国史』山川出版社〈新版 世界各国史3〉、1998年。 宮脇淳子『モンゴルの歴史 - 遊牧民の誕生からモンゴル国まで -』刀水書房〈刀水歴史全書59〉、2018年10月。ISBN 978-4-88708-446-9。