大日方和雄
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大日方 和雄(おおびなた かずお[1]、1939年10月20日 - )は、日本の外交官。在アンカレジ総領事などを務め、第1回川口賞の個人部門を受賞した[2]。
経歴
[編集]東京府下谷区(現・東京都台東区)入谷生まれ。第二次世界大戦末期の1944年、埼玉県川越市に疎開(以後26歳まで21年間川越市在住)。1964年3月、中央大学卒業[3]。
外交経歴
[編集]1959年2月、外務省に入省。1966年から1969年にかけて在象牙海岸共和国(現・コートジボワール)大使館在勤。1969年から1971年にかけて在イスタンブル領事館在勤。1976年から1978年にかけて在シドニー総領事館在勤。1978年から1981年にかけて在カラチ総領事館在勤。1986年から1990年にかけて在タイ王国大使館領事部長。1990年から1994年にかけて在香港総領事館領事部長。1995年より本省領事移住部領事移住政策課企画官。1996年より領事体制強化室長兼務[3]。1998年から2001年にかけて在連合王国大使館領事部長[3][4]。
2001年から2003年にかけて在アンカレジ総領事[3]。在アンカレジ総領事在任中の2003年1月31日、第1回川口賞の個人部門を受賞した。受賞時点で63歳であり、選ばれた9名の個人部門受賞者のうち最高齢であった[2]。2003年3月、外務省を定年退職[3]。
退官後
[編集]一般社団法人海外邦人安全協会(JOSA)監事[5][6]、後に同協会理事[7]。
著作
[編集]- 領事のしごと―国際人のサポーター(有信堂高文社、2005年) ISBN 978-4842095318
- 誰も知らない領事の仕事―異国の空の下、邦人を守る(創土社、2015年) ISBN 978-4798802237 ※船越博、山本譲との共著
賞罰
[編集]出典・脚注
[編集]- ^ 読みがなは、日本国外務省による表記を採用。「第1回「川口賞」受賞者 | 外務省」を参照。
- ^ a b c 第1回「川口賞」受賞者<表彰理由> | 外務省
- ^ a b c d e f g 領事のしごと / 大日方 和雄【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア | オンライン書店 | 本、雑誌の通販、電子書籍ストア
- ^ Kazuo OBINATA personal appointments - Find and update company information - GOV.UK
- ^ 一般社団法人 海外邦人安全協会(JOSA):海外安全こぼれ話 人種の差
- ^ 一般社団法人 海外邦人安全協会(JOSA):海外安全こぼれ話 ハニー・トラップ(その3 罠にかかっちゃったら・・・)
- ^ 公共政策ワークショップI 最終報告書 平成 29(2017)年度 | 東北大学